INABA WINE BLOG

ワインに関する情報をタイムリーにお届けします

2010年7月22日 16:51 Category レストラン紹介

今回ご紹介するのは、オーナーの斉藤さんが30代で脱サラして始めた「れすとらん さいとう」です。東急東横線/JR横浜線「菊名駅」東口より綱島街道を徒歩5分の所にあります。

店名がひらがな表記なのは、子連れでも入りやすいアットホームなレストランを目指しているからです。隣駅に住む当社の社員も、しょっちゅう子連れで食事に行っています。小さい子供がいると、なかなかレストラン(本格的な料理と美味しいワインを楽しめる)に行くのは躊躇しますが、「れすとらん さいとう」は子連れ大歓迎です。お子様メニューが充実、なんと「親子で食育料理教室」までやっています。

さいとう2.jpg 上の写真は、牛フィレ肉(オーストラリア産)のステーキです。空豆のソースとポルトソースで、さやごと蒸した空豆とマリネした空豆、空豆入りマッシュポテトカレー風味を盛り込んであり、これがまた当社のヴィーニャ・レ・コステに大変良く合いました。

オープンして5年。食の安全と安心をコンセプトに、身体にやさしいヘルシーな料理を提供されています。モットーは「横浜の新鮮な野菜を地産地消」すること。「地産地消」って今ちょっとしたブームですよね!でも横浜の野菜?・・・私も横浜に住んでいますが、横浜の野菜って全く食べた記憶がないですね。実際には横浜にもまだまだ農家があって、オーナーも休みの日には店から歩いて行ける農家へ収穫のお手伝いにも行かれているそうです。そりゃ野菜の成長を肌で感じて、新鮮なうちに仕入れれば旨いわけですよね。しかも地元に貢献してるって気になりますよ(笑)。でも地元であれば良いというわけではないし、狭い地元で良い野菜を見つけるには、他人に言えないご苦労もきっとあると思いますが、いつも笑顔の斉藤さんは、そんな弱音を言うような方ではありません。魚介類は三浦の近海ものを直に、果物も近県から直に、自家製パンは国産小麦のみで仕込んでいます。コーヒー豆は焙煎してから1週間以内のものを使用して・・・、などなど言い出したらきりが無いほどのこだわりです。

さいとう3.jpg ワインは季節に応じて品揃えを替えます。オーナー自ら当社の展示会にご来場いただき、ご自身の舌で確かめてワインメニューを決めます。会場で真剣にテイスティングしている姿を見ていると、見た目は穏やかな斉藤さんに、秘めた闘志を感じ胸が熱くなります。私ももっと頑張らねばと。美味しくて、お店の料理に合いそうだと思えば国にはこだわらず、フランス・イタリア・スペイン・アルゼンチンとバラエティー豊かな品揃えで、当社のワインもたくさんオンリストいただいています。

さいとう4.jpg オーナー斉藤さんの言葉・・・サラリーマン時代は出版社に勤め、仕事の忙しさとストレスから体調を崩し、そのとき「食の大切さ」に気づきました。そして無謀にも脱サラし、当時料理業界の右も左も分からない自分を、34歳という年齢にもかかわらず、とある横浜の有名レストランが見習いとして雇ってくれ、そこで修行を積み、店を立ち上げた訳です。
昨年その店のシェフやスタッフが食事をしに来店してくれて、当然料理を出すのはちょー緊張しました(汗)が、シェフは「斉藤くん、これ美味いよー!」と言いながら笑顔だし、マダムもスタッフもすごく楽しそうだし...。いやーなんか、とにかく嬉しかった!この4年間の努力とか緊張とか不安とか、店を回すためにやってきたことすべてが、報われたような気がして...(涙)。ただただ感謝の気持ちで一杯です!

そんな風に語るオーナー斉藤さんの言葉からは、人に対する感謝や優しさ、食に対する愛情が滲み出ています。

さいとう5.jpg 冒頭にもありますが、「れすとらん さいとう」は子供から大人まで幅広いお客様に愛されています。当日は男性だけのお客様も来店されていました。肩肘張らずにワインを飲みながら談笑されてとても楽しそうでした。こんなお店の雰囲気からも斉藤さんの優しい人柄が感じられます。

こんな素敵なお店で愛情あふれる料理を食べながら、当社のワインを飲むと、更に美味しく感じられて、幸せな気分になれました。斉藤さん、まだまだこれから何十年も当社と一緒に頑張っていきましょうよ。応援しています。

れすとらん さいとう
■住所:〒222-0011 神奈川県横浜市港北区菊名6-13-41 ラピス菊名1F
■TEL&FAX:045-434-1761
■営業時間:11:30-14:30(14:00LO)/18:00-22:00(20:30LO)
■定休日:月曜・第2日曜
HP:http://www.restaurantsaito.com/

営業1課 織川禎人


2010年7月15日 15:28 Category 稲葉通信

今回はロッカ デイ モリのご紹介です。

ロッカデモリ1.jpg ロッカ デ モリは1996年に世界遺産へ登録された"アルベロベッロ"があるプーリア州のサレント半島にあるレッチェの町の近くにあります。南イタリアのフィレンツェとも呼ばれるレッチェの歴史は古く、町の中心にある旧市街にはサンタ・クローチェ聖堂などローマ時代の建物も点在しており見所も数多くあります。

ロッカデモリ2.jpg しかし町を抜けると、そこにはまさにイタリアの食物庫と呼ぶにふさわしい風景、
イタリアンには欠かせないオリーヴやブドウの畑が広がります。

ロッカデモリ3.jpg ロッカ デ モリの中心はこの2人マルチェロ(写真右)とマッシミリアーノ(写真左)の兄弟です。 兄マルチェロ(46歳)が経営を、弟のマッシミリアーノ(39歳)がエノロゴを担当、1995年に彼らの父が亡くなった後、それまで兄が経営、弟が醸造を学んできた為、そのまま自然に引き継がれることになりました。31歳と24歳という若さで引き継いだ2人は、父の時代の経営とワイン造りをそのまま引き継ぐだけでなく、非常に熱い思いを持って取り組んでいました。

ロッカデモリ4.jpg 弟のマッシミリアーノが、彼らの目指すワインについてこう語ってくれました。
「例え10人中9人に嫌いだと言われてもかまわない、ただ私たちのワインを飲んだ人が、他には類を見ない味わいとして彼らの記憶に残る印象的なワインが造りたいと考えている。」
そして彼らはプーリアという土地に大変誇りを持っており、プーリアの地位を高め、プーリアの個性を認めて欲しいと考えています。「イタリアワイン産地の中でも"その他"の産地と呼ばれたくない。」 彼らのこんな考えや思いが込められていたワインのとても力強く印象的であった理由が、少しわかった気がしました。
そして、個性を表現するための長い発酵や熟成を行う等、独自のワイン造りで品質を高め、父の時代にはなかったアメリカやイギリス等のあらたな市場を開拓してきました。
実は、我々との取引も数年前イタリア訪問中に入ったレストランで偶然隣の席になり、彼らが自分たちの持ち込みワインで同席していた知人たちを驚かせ、大いに盛り上がっていたところ、興味深そうに見ていた私たちにまで勧めていただいたところから始まったのです。

ロッカデモリ5.jpg ブドウ栽培も非常に個性的で、このネグロアマーロの樹はなんと"枝"が地中に入って2本の樹が枝でつながっています。これはアルベレッロ方式と呼ばれ、収穫量は落ちますが品質は向上し、プーリア特有の熱い日差しと海からの風にも負けないそうです。収穫は手摘で夜中か早朝に、それでも暑い時は氷を使って発酵を防ぎながら行います。非常に重要なのは良いブドウのみをセレクションしながら箱に入れる事、そして結果的には法定収穫量の1/3の30hl/haに抑えられます。ちなみにネグロアマーロは、「ネグロ」がラテン語で『黒』、「アマーロ」はギリシャ語のマブロ『黒』からきているため、ブラックブラックという意味になります。また、現地の訛りでは「ニグロマーロ」と呼ばれています。

ロッカデモリ6.jpg アグロノモのエリオ リッツオ、栽培においてプーリアは乾燥しているので農薬は99年や05年など雨の多かった年以外は何も使用しません。1~2月には元々土壌にあるカリウムを少し補給する程度、4月中旬に昨年の枝を土壌に混ぜ込みながら掘り返します。4月下旬のから5月上旬にグリーンハーベストを行い、1本の枝に2~3房になるように芽の数を調節していきます。この作業は優しい作業ができる6人の女性によって行われます。

ロッカデモリ7.jpg 彼らは、非常に長い熟成を行う自分達の様なワインには、樽での発酵が必要だと考えています。木のニュアンスは、多すぎると良くありませんが、ワインを安定させ適度な酸を与えます。熟成には一部バリックを使用します。そのままボトリングするとショックを起こし、味わいがバラバラになってしまうので、一旦大樽に移してから行います。また基本的にはフィルターを通しません。長い発酵と熟成により溜め込んだ色々な力をフィルターによって取り除いきたくないと考えています。

ロッカデモリ8.jpg そんな気合が入った彼らの熱いワインを試飲しました。
新しいヴィンテージを中心に試しましたが、果実味がより凝縮され、いずれのワインもさらにレベルアップした印象。2006年ヴィンテージのコペルティーノやプリミティーヴォは感動的です。

ロッカデモリ9.jpg そしてなんと言っても美味しいものが沢山あるのがプーリア最大の魅力。
海岸で頂いた出来たてホヤホヤのリコッタチーズは、上澄みだけを掬ったまだ温かい状態。 ミルクがとっても濃厚で最高!綺麗なイオニア海を眺めながら美味しいものを食べる・・・! 本当に幸せでした。さらにこのリコッタチーズ、ダイエットにも効果的とかで完璧。

ロッカデモリ10.jpg 昼食は、海沿いの町オトラントで今朝水揚げしたばかりの魚料理を頂きました。
磯の風味が利いたソースと、濃厚で複雑な味わいのイエレーナ(白)との相性は最高。
イエレーナ2009年は限定生産で、リリースは冬頃になるようです。
また、食後に立ち寄ったオトラントの教会にはロッカ デ モリ「トルコ人の大きな石」があり、殉教の道を選んだ彼らにとっての英雄の骸骨が一緒に保管されていました。

ロッカデモリ11.jpg そしてプーリアといえば、なんといっても種類が豊富なパスタ料理、
なかでも特に有名なのがこのオレキエッテ(耳たぶ)という指で押したような形のパスタです。
トマトソースにタップリチーズ、スクインツァーノを飲んだらもう止まりません。ああプーリア最高!

ロッカデモリ12.jpg 熱い男たちが、骨太で気合の入ったワインを造るロッカ デ モリは、
まさに男がほれる男のワイン。
ロッカ デ モリの皆さん本当ありがとうございました。
別れの時の熱いハグに少しビビってしまってごめんなさい。

今回ご紹介したワインはこちら
I-558 コペルティーノ ロッソ 2003 ¥1,900(税別)
I-556 プリミティーヴォ ブリアコ 2006 ¥2,400(税別)
I-555 スクインツァーノ リセルヴァ 2000 ¥3,300(税別)

営業3課 浅井修

2010年7月12日 15:49 Category 稲葉通信

初訪問!ウィリアム フェーヴル チリのご紹介です。
ウィリアム フェーヴル チリといえば、真っ先にシャルドネが頭に浮かびます。
チリの他の生産者とは違い、それは正にフランスの白、まるでシャブリを思わせる味わいなのです。
どうしてそのようなワインが造れるのでしょうか?
期待を膨らませての訪問です。

フェーヴル01.jpg 私達を出迎えてくれたのは、オーナーのビクトール ピノさん。

フェーヴル02.jpg 息子のゴンザーロ ピノさん

フェーヴル03.jpg そしてワインメーカーのフィリップ ウリベさん。

「ウィリアム フェーヴル チリ」は、かつてシャブリのグラン クリュの畑を最も多く所有していたウィリアム フェーヴル氏と、アーモンドやクルミを生産し、広大な土地を所有しているビクトール ピノさんが共同で設立しました。(初リリース1998年)
何でもフェーヴル氏はシャブリを手放した後、新天地を求めて5年に渡り世界中のワイン産地を回りましたが、最終的にピノさんが所有する土地に魅せられたそうです。
フェーヴル氏は土地を売ってくれるように何度もピノ家を訪問したそうなのですが、ピノさんは土地を手放すことはしたくなかったため、一緒にワイン造りをすることになりました。

フェーヴル04.jpg フェーブル氏は各土壌や立地の適切な品種を見極めて、フランスから持ってきた苗を'93年から植え初め、また数コンテナで醸造設備の全てをフランスから調達しました。フェーブル氏の葡萄栽培や醸造方法は、フェーヴル氏の指導のもと、徐々にピノ家に引き継がれていきました。
5年前からウィリアム フェーヴル チリに加わった息子ゴンザーロさんは、地質や気候、葡萄の栽培、醸造に至る全てに詳しく、ワイン造りに魅せられ熱く燃えています。その知識や運営力には「本当はもっと昔からワイン造りに関わっていたんじゃないの!?」と信じられない思いで驚かされます。(自分も負けていられない!!)
ちなみに、現在83歳のフェーヴル氏ですが、50年前に出会った女性と再会したことがきっかけで、お付き合いが始まり、幸せいっぱいな人生を満喫しています。(こっちも負けていられない!?)

フェーヴル05.jpg フェーヴル氏が欲しがった土地が、ここ、サン ホワン ピルケです。
この畑からは、シャルドネ グラン キュヴェなどが造られています。

フェーヴル06.jpg 周りは山に囲まれており、標高は850~900mある畑で、かつては川底でした。
そのため、山から転がってくる石による影響と、川に運ばれてきた土や石による影響を受けています。
「世界で最高の畑といわれているのは、山にある畑か、川に面した畑です。でも、この畑には山も川も両方の性質があるのです」とピノさん。
ピノさんは2,500haもの土地を所有していますので、広大な土地から最適な場所を畑にできます。また、他の生産者が同じ場所に畑を造りたいと思っても、ピノさんが土地を持っているため追随できません。
つまり、ウィリアム フェーヴル チリのワイン(特にシャルドネ グラン キュヴェ)が他の生産者と違う理由の一つは、誰も共有できない彼だけのテロワールだからなのです。

ピノさんは、今回ご紹介したサン ホワン ピルケ以外にも、標高の異なる2ヶ所に畑があり、メルロやカベルネ ソーヴィニヨン、カルムネール、ピノ ノワールなど、それぞれ適した葡萄を栽培しています。

フェーヴル07.jpg しかし、ピノさんはそれだけでは終わりません。
さらに山奥の、誰もいないような場所にも畑を作ろうとしています。

フェーヴル08.jpg 反対側には川が流れています。つまり、山も川もある最高の場所なのです!
こんな所にも畑を作ってしまうとは・・・。ピノさん初め、スタッフ全員の夢はさらに膨らみ続けます。この畑から葡萄が収穫できるのは何年も先のことですが、きっとおいしいワインができることでしょう。
色々と見せていただいた後、サン ホワン ピルケにある別荘に招待していただきました。
夜ご飯はバーベキューです。

フェーヴル09.jpg まずはシャルドネをいただきながら・・・

フェーヴル10.jpg ピノさんが作ったクルミとアーモンドをつまみつつ・・・

フェーヴル11.jpg お肉が焼けるのを待ちます。

フェーヴル12.jpg 外は寒くなってきたので(訪問時は晩秋でしたし、ここは日夜の寒暖の差が激しいのです)、焼けたお肉は室内でいただきました。
シャルドネだけではなく、カベルネ ソーヴィニヨンやメルロ、ピノ ノワールも全部おいしい!

フェーヴル13.jpg 「ワイン造りはとても厳しい世界です。他の生産者よりも、少しでも良いものを造っていかなければなりません。品質は組み立ててできるものではなく、日々積み上げていくものだと思っています」とピノさん。

フェーヴル14.jpg スタッフ全員が情熱をもって取り組み、誰にも真似できないような場所でワインを造るウィリアム フェーヴル チリ。その歩みは一歩・一歩慌てることなく、確実に品質に向けて成長しています。
今後もますます素晴らしいワインを造っていくこと間違いなしです。

今回ご紹介したワインはこちら
他のチリワインとは一線を画すシャルドネ
  W-16 ラ ミシオン シャルドネ ¥1,300(税別)
サン ホワン ピルケで造られる、とっておきのシャルドネ
  W-17 シャルドネ グラン キュヴェ ¥2,100(税別)

経営企画室 内田圭亮

2010年7月 6日 08:13 Category レストラン紹介

今回ご紹介するお店は、恵比寿駅西口より徒歩3分、隠れ家のような
"旨いもの屋"、『JENITH GUSTRO』です。

暖かいオレンジ色の内装と心地よいライティングがなんだかホッとする店内は
フランスの片田舎にありそうな落ち着きと、洗練された都会的なイメージが上手く融合しており、これから気のおけない仲間や恋人と楽しい時間を共有するのに
ふさわしい、どこかワクワクさせるような雰囲気を醸し出しています。

店名にある『GUSTRO ガストロ』とは「ビストロ」と「ガストロノミー」をかけた造語。定番のビストロ料理に新しいエッセンスを加えた「ガストロ」料理がお店のコンセプトです。「美味しいものを食べて飲んで楽しんでいただけるお店を目指しています。」とオーナーシェフの伊藤さん。そんな伊藤さんの作る料理は、おなじみだけどどこか違うものや定番だけどどこか新しいものから、驚くようなユニークなものまであります。美味しい楽しい料理とワインを求めて、裏路地の少々わかり辛いビルの2Fにあるにも関わらず、連日グルメなOLから食通の大人達、業界人から同業者まで、幅広い客層で賑わっています。

ジェニス①.jpg このお店の一番の魅力、それは何といってもボリュームたっぷりの料理。豊富なメニューはどれも面白く、何をオーダーするかついつい迷ってしまうほどです。
どの料理も一皿約2人前が基本、2人なら前菜2+メイン1でおなかいっぱい
楽しませてくれます。知らずにたくさん注文して食べきれなくなるのには
要注意、、、心配いりません!!オーダーの際には「料理は一皿2人前が基本です。」とマネージャーの神谷さんが説明をしてくれます。ワインも3800円と
4800円の均一価格で常時30種類以上取り揃えているという充実ぶり。おなか一杯食べて飲んで2人で1万円でお釣りがくる価格設定も魅力のひとつです。

ジェニス②.jpg そんな『JENITH GUSTRO』の定番料理といえばやっぱり、
"食べなきゃ語れない?! フォアグラたこ焼き・カシスたこ焼きソース"と、

ジェニス③.jpg "トリュフ丸々1個半使用の香りの爆弾!! トリュフオムレツ"です。

ジェニス④.jpg とろりと濃厚な旨みを味わえるフォアグラ入りのたこ焼きと、ふんだんに盛られているだけでなく中にも角切りやペーストにしたトリュフがたっぷり隠れているオムレツ。味はもちろんのこと、視覚でも楽しませてくれます。
ここに来たら必ずお試しを!!

ジェニス⑤.jpg フレンチやイタリアンのお店での修行の経験を生かし、ジュ・ド・ヴィアンドやフュメ・ド・ポワソンといった肉や魚の出汁を自家製で作るかたわら、「お客様にも美味しさが伝わりやすい食材、お醤油やみりんも使います。だってウチは"旨いもの屋"ですから。」と笑顔で語るオーナーシェフの伊藤さん。(写真右)
「おもてなしをするという"あたりまえ"を当たり前に出来るように頑張ります。」と語るマネージャーの神谷さん。(写真左)。
二人はもう10年来の仲ということで、息もぴったり。お客様の80%以上が常連さんだと言うのも頷ける居心地の良さを作り出しています。

是非、「気軽に食べて、飲んで、楽しんで」という言葉がピッタリの幸福感のある"旨いもの屋"でおいしい時間を過ごしてみてください。

                                         
営業一課  西尾宗洋

JENITH GUSTRO (ジェニス・ガストロ)
■住所:東京都渋谷区恵比寿西1-3-2 東栄ビル2F
■TEL:03-3476-6168
■営業時間:月~土 12:00~14:00(L.O)  18:00~23:00(L.O)
■定休日:日・祝 

2010年7月 1日 08:48 Category 今月のおすすめワイン

2010年6月11日 17:02 Category レストラン紹介

吉祥寺の隠れ家フレンチ Café Du Crépuscule(カフェ デゥ クレプスキュール) 住みたい町ランキング1位「吉祥寺」。学生が多く、平日でも商店街は若者でにぎわっているこの街に、4月25日に素敵なフレンチがオープンしました。
吉祥寺 東急百貨店の北側の道を成蹊大学に向かっててくてく10分程歩くと住宅街にまぎれるようにしてお店があります。駅から離れ、回りにはお店も無く、地元の人しか来ない場所なので、静かにゆったりとくつろげます。異国情緒もかもしつつ、日本の文化に溶け込んだ、そんな印象の外見。店内は、こだわりぬき重厚感を漂わせる木材をふんだんに使用した癒しの空間で、木のぬくもりとアコースティックギターのやさしい音色が心地の良いです。

クレプス①.jpg クレプス②.jpg 今回はランチをいただきました。
ワンプレートランチで豚肉と真鯛を選ぶことが出来たのですが、「ソースがおいしいですよ」の一言で心を動かされ、真鯛を選択。鯛への火の通し方は絶妙で口の中でほろりととろけ、ソースの香りが心地よく、急いで食べるとはっきり言ってもったいないです。普段は結構がつがつ食べるほうですが、BGMも合い重なり、ゆっくり少しずつ食べたくなりました。
ランチなのにワインがほしくなる絶妙の塩加減で、塩っ辛いわけではなく、なんていうか、こう、うまく表現できないですが、、、私の大好きな味です。

クレプス③.jpg クレプス④.jpg 見える範囲はすべて稲葉のワイン!!
営業担当にとって、これほど嬉しいことはありません。
担当の富上さんと初めて商談したとき、「醸造所のこと、生産者の信念などはメニューに書くのではなく、自分が理解して言葉にしてお客様に伝えながら売っていきたい」とおっしゃっていました。この一言に心を打たれました。
ワインを頼むときは必ず富上さんに一声かけてください。
経験豊富な方なので、いろいろな話が聞けると思います。

ここのコーヒーも必飲です。毎週末、オーナーさんが本拠地山梨で自家焙煎していて、深入りで香ばしい薫りが強く、とてもまろやかです。

クレプス⑤.jpg クレプス⑥.jpg 左:富上さん  右:井原さん

クレプス⑦.jpg 「週末に主人を連れてきたい!」と隣でランチをしていたお客さんが、そして斜め前の方も「近所にいいお店が出来てよかった」とおっしゃっていました。いいお店だと自然と言葉になって出てくるのですね。

スローフード、スローライフ。
吉祥寺というせわしい街にあって、ゆったりとくつろげる空間、カフェ デュ クレプスキュール。この隠れ家のように佇むこのお店で、忙しい日常を忘れてゆったり過ごしてみませんか?

CAFE DU CREPUSCULE (カフェ デゥ クレプスキュール) 吉祥寺店
■住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-24-21
■TEL:042-221-8988
■HP:http://www.crepuscule.jp/index.html
■営業時間:ランチ 11:30~14:00  ディナー18:00~23:00
■定休日:月曜

営業1課 白川善英

2010年6月 1日 09:07 Category 今月のおすすめワイン

2010年5月28日 09:23 Category レストラン紹介

今回ご紹介するお店は「炭火やき鳥 きんぼし」。 御存知の方も多いでしょう。名古屋の焼き鳥の名店です。
稲葉の本社(今池)のすぐ近くにあるお店で、弊社のスタッフもしばしば食べに行きます。 連日賑わっていて店の前で待つこともあり、正直今更ブログで取り上げるのも個人的には気が引けるほど素晴らしいお店なのですが......せっかくの私の初レストランブログなのでご紹介することにしました。

地下鉄今池から徒歩5分、広小路沿いにある「炭火やき鳥 きんぼし 今池本店」。目印は赤いのれんです。

きんぼし写真①.jpg 「焼き鳥屋さんでワイン?」と感じられる方も多いかもしれませんが、このお店のワインの消費量は半端ではないのです。なぜなら、「きんぼし」で出される串物、1品料理はすべてワインに合うと言っても過言ではないからです。

「きんぼし」の大将は昔から焼き鳥屋のイメージを変えたいと思っていたそうで、当時の焼き鳥屋というと、おじさん連中が安酒と串物で一杯ひっかけてから帰宅するという、女性の方が近づきがたいものであったようです。
そこで女性の方はもちろん、グルメな方にも喜んで頂ける焼き鳥屋が名古屋にあってもいいんじゃないかと考え、あえて焼き鳥屋ではなく、一流のフレンチレストランで修行されました。

私共も「きんぼし」には、「焼き鳥を食べに行く!」というよりも、「きんぼしの創作焼き鳥を食べに行く!!」という感覚でしょうか。

お店も 1階:カウンター11席(焼き場の匂いがたまりません。)、座敷8席(わいわい賑わっております。)
2階:テーブル席12席(接待などでも使用できます。)
とその時の状況に合わせて楽しめる空間です。この使い勝手の良さにも惹かれてか、店内は連日大賑わいです。

きんぼし写真②.jpg 「きんぼし」は驚くほどワインが充実しており、ボトルワインは¥2700から揃っています。
ビールを楽しむ感覚でワインをガブガブ飲みつつ、グラスを片手にカウンターから焼き場を眺めていますと、誰かが頼んだ料理が焼きあがってきます。「私も同じものを!」 思わず頼まないではいられません。

料理は、大将が日本中の美味しい素材を日夜探しており、焼き鳥は鮮度の良い鶏肉を独自のルートから仕入れています。加えて旬の食材の串物、一品料理、創作メニューも豊富です。

きんぼし写真③.jpg こちらはフルーツトマトを串にした「焼きトマト」。 
絶妙の甘さと酸味の掛け合いがたまりません。
メニューにも書いてありますが、「日本そばは音を立て、焼き鳥は串にかぶりつく」のが美味しい食べ方。
陽気に「きんぼし流」を楽しみたい!!

きんぼし写真④.jpg 「仔羊の香草焼き」はフレンチ流。時期によってはジビエもあります。
こうなると、ワインも本格的に飲みたくなりますよね。

きんぼし写真⑤.jpg 「和牛タルタル」など、季節やその時々の仕入れを生かした黒板メニューも豊富です。
串が焼きあがるまでには、こういった一品料理も欠かせません。

きんぼし写真⑥.jpg (昆布鰹だしを長時間煮詰めて作った)自家製の塩が、更に素材を引き立てます。
選び抜かれた旬の素材からしたたる肉汁が備長炭の上に降りかかり、その肉汁からの煙で燻される...... カウンター席では匂いだけでワインが飲めるほど魅力的です。

きんぼし写真⑦.jpg ワイン×炭火焼の後はご飯もので〆たい方、こちらはいかがですか?
十穀米を海苔で巻いたお茶漬けです。お茶付けの見せ方も面白い。
「きんぼし」で使用される器は、岐阜県多治見市の玉置保夫先生のものです。
上手に出来上がった串、一品料理は上等の皿にのせて提供する。
これが「きんぼし」の心意気です。

きんぼし写真⑧.jpg 仕事で「きんぼし」に行くこともあるのですが、17:30の開店の為に、スタッフの方は13:00には食材に串を刺して準備に取り掛かっています。
「名古屋中で一番ていねいな仕込みをする焼き鳥屋にしよう。」と心に決めて開業された「炭火やき鳥 きんぼし」も、今年で創業18年。今池本店、新栄店、伏見店と3店舗ありますが、いずれも変わらぬ味でお客様を満足させてくれます。

「きんぼし」の美味しさは、並々ならぬ下処理の手間、繊細な感性によって生まれていると私は考えます。

驚くほど丁寧、「気楽な焼き鳥」の域にとどまらず、郷土色あふれる品の数々と個性豊かなワイン。

是非、『きんぼし流 × 稲葉ワイン』を体感して下さい。

「炭火やき鳥 きんぼし」のホームぺージはこちらから
今池本店、新栄店、伏見店 3店とも駅から歩いてすぐ。季節による旬の素材メニューもホームページに紹介されてます。 もちろん予約必須。

これで、また席が取りにくくなってしまいました。  営業2課・平井 聖一郎

2010年5月21日 16:27 Category 稲葉通信

当社との取引は20年以上。シャブリの生産者ジルベール ピクをご紹介します。

写真 ①.jpg
ピク②.jpg シャブリの門を抜けて車で走ること約10分、シャブリの隣村、シシェ村にピク家のドメーヌはあります。実はピクのドメーヌを訪問する前に、シャブリの街でランチをしたのですが、そのレストランに無造作に置いてあるピクのシャブリが目に入りました。セラーを覗くと、5種のノーマルシャブリのひとつとして彼らのワインがセレクトされていました。そんな発見もあり、今回初めての訪問になる私にとっては、これまで以上にあふれる期待感の中で、彼らのドメーヌに向かいました。

ピク③.jpg 写真左が栽培担当のパスカル(次男)、右が醸造担当のディディエ(長男)、中央は2人の父親ジルベールです。既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、このドメーヌは兄弟による小さな家族経営の生産者です。特級畑(グランクリュ)や有名な一級畑(プルミエクリュ)は所有しておりませんが、親子で切磋琢磨し、小さなドメーヌの評価を高めてきました。

近年の主な取り組みとして、アルコール醗酵の際、酵母を人工酵母から天然酵母に切り替え、それに伴い選果テーブルを導入して、より厳しく葡萄を選別しています。理由を尋ねると、「健全な葡萄100%でなければ、天然酵母による醗酵が始まらないから。」との答え。しかし、今までその経験がなかったため天然酵母へ切り替えることは、彼らにとって大きな決断だったようです。「天然酵母の使用により、醗酵期間が2~3ヶ月になり、従来より長い時間をかけてゆっくり醗酵させる。この間、果汁はタンクの中をぐるぐると循環し、自然のバトナージュが行われる。結果、ワインがよりリッチになる。」と語ってくれました。

ピク④.jpg 清潔感あふれる醸造セラー。ピク家は一部を除いてステンレスタンクのみで仕上げます。その特徴は、とがっていない酸とピュアなミネラル、そして厚みのある果実味。「2008年ヴィンテージは、酸は多く、'07のミネラルと、'06のふくよかさをあわせた年。」とディディ。セラー手前の入口の壁に、数年前に当社から送った写真入のPOPが貼ってありました。真面目でおおらかなピク兄弟の人柄、それがワインにも表れて、クリーンでありながらどこか素朴で、とても丁寧に造られていることが伝わってきます。長年の畑での努力はもちろんのこと、天然酵母への切り替え、セラーの設備投資等も含め、すべてのことが関わり、彼らのワインの味わいがグレードアップしていることを感じずにはいられませんでした。

画像⑤.jpg ピク家と当社との取引は既に20年以上になります。私自身は今回が初めての訪問でしたが、当社ではほぼ毎年このドメーヌを訪問します。いつもそうですが、まるで家族の一員のように私たちを迎えてくれました。最後の訪問がピク家でしたが、旅の終わりだからではなく、彼らとの距離の近さから、「ホッ」とできる訪問でした。家族のような付き合いとは、まさに当社とピク家のような関係をいうのだと実感しました。

今回のご紹介したワインは
F049 2008  シャブリ    ¥2,800(税別)
F043 2008  シャブリ ヴィエイユ ヴィーニュ    ¥3,400(税別)

ジルベール ピクのワイン一覧はこちらから
                営業1課  西尾 宗洋

2010年5月 1日 12:10 Category 今月のおすすめワイン

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