ワインに関する情報をタイムリーにお届けします
2012年1月31日 17:00 Category 今月のおすすめワイン
2011年12月29日 16:49 Category 今月のおすすめワイン
2011年12月26日 10:00 Category 稲葉通信
ビジネスでは結果が全てと提唱されていますが、被害を受けたバルヌアンから届いた当時の手紙には、「商売の結果だけがゴールでもない」というメッセージがあります。(下記参照)
バルヌアン 登場
畑は全部で170ha。セラー周辺には70ha所有しています。
「30年前に私の父がメルロ、ソーヴィニヨン ブランをこの地域に植えました。これらはこの地域には存在しなかった品種であり、当時としては大きな挑戦的でした。しかし、今日それらの葡萄がドメーヌの人気ワインになりました。同様に私の世代でもリースリング、ピノ ノワール、ロールを植えました。将来が楽しみです。」
「2002年の洪水以来、保険の関係から元々セラーのあった場所での建設認可が下りず、オフィスとボトリングの施設を持てません。したがって30km先に借りている仮のセラーまでワインを運んでボトリングしなければなりません。あれから約9年経ちましたが、厳しさは依然続いています。」
Q1 何故この地域でフレッシュな白ワインが出来るのですか?
Q3 2010年の出来は?
白:ソーヴィニヨン ブラン、シャルドネ、ヴィオニエ、ルーサンヌ、グルナッシュ ブラン、ユニ ブラン
2011年11月30日 09:43 Category 今月のおすすめワイン
2011年11月24日 10:34 Category 稲葉通信
「美味しくて、気軽な価格なのに、満足度満点のワインを見つけてしまいました!」
これには大きな秘密がありました。そして今回の視察を通しその秘密を垣間見る事が出来たのが、私にとって大きな喜びでした。
さて下の2枚の写真をご覧下さい。どちらも丸い小石が敷き詰められた土壌を見る事が出来ますが、この2枚の写真の場所がどこであるかお分かりになるでしょうか?
驚くことに、1枚はニームのマ デ ブレサドの土壌(上)で、もう1枚はシャトーヌフ デュ パプ村のアンドレ・ブルネル氏の土壌(下)です。石はもちろん自然に堆積されたもので、250万年前から長い年月をかけローヌ川が運んできたものです。今ではそれが露出し、土壌として形成されています。石が丸いのは川の水の作用によるもので、シリル氏の畑にはこの石が地表から6~15mの深さまで埋まっています。
またこの地域にはシリル氏が「最大の友」と呼ぶ"ミストラル"(北風)が、ローヌ同様常に吹いており、雨が降っても葡萄を乾燥させ、葡萄によくない害虫も付きません。
特にロゼの生産は非常に難しく、色合いとアルコールのコントロールのため、造り始めたら昼夜を問わずタンクの傍にいる必要があるとの事です。だから彼の素晴らしいロゼが生み出されるのでしょう。
2011年11月19日 16:54 Category 稲葉通信
カバの90%はカタルーニャ州で造られていますが、そのうち70%はペネデス地区の中心地Sant Sarduni d'Anoia(サン・サルドゥーニ・ダノイア)とその周辺の肥沃な台地が主な生産地です。今回訪問したカステルロッチもサン・サルドゥーニ・ダノイヤの近郊にワイナリーを構えています。
少しインタビューをした後、いざセラーへ!!入口へ案内され、足を踏み入れると、見えてくるのはワインではなく多数のコレクションたち!!!実はカステルロッチのワイナリーは小さな博物館が併設されています。セラーへ向かうまでの道のりが博物館になっており、畑作業の道具、ワイン用の大きな樽、ワイングラスなど、ワインに関する物が多数展示されています。写真をご覧下さい。
写真はほんの一部にすぎません。これらはマルセロ氏の父親が趣味で集めた物とのことです。その数の多さに驚いてしまうとともに、カバの歴史を感じることができました。
まずは畑。現在、カステルロッチは3箇所に畑を所有しており、土壌や気候の違いなどで12に区分けしています。ペネデスのカバの葡萄栽培農家では、一般に土壌を詳しく調べる習慣はなく、気候に恵まれた地域であるため、天候に恵まれれば自然によい葡萄が育ち、上手くワインを造ることが出来るそうです。しかし、カステルロッチは、土着品種にこだわり、畑の区画を細かく土壌分析した結果をもとに、適した品種を育てています。また、ペネデスの地域では、苗木を植えてから3年間は灌漑設備(外部から人工的に水を運んで供給すること)を導入して補水することが許可されていますが、カステルロッチは灌漑設備を導入していません。自然に降る雨のみに頼っているため、暑い夏でも葡萄樹が十分な水分が得られる作業を行う必要があります。その方法とは、樹の列に草を生やして、樹と雑草で水分を競合させ、適切な水分が葡萄樹に行き渡るようにすることです。極端に言えば、水分を多く含む畑には多く雑草を生やし、水分が少ない畑には草を生やしません。そのため、雑草を生やしたり、抜いたりと調整が必要になりますが、農薬も除草剤も撒かず、手作業で行ないます。
次に葡萄です。結実後、一つ一つの葡萄のクオリティを高めるために、選定して実を少なくして、枝に残した葡萄により養分が届くようにします。いわゆる、グリーンハーベストです。また、草を生やしているのは水分の調整以外にも理由があります。樹勢を抑え、葡萄に行き渡る養分をコントロールすることにより、根を深く張らせ、その結果、養分の凝縮した葡萄が造られるそうです。収穫の時は摘み取りも全て手で行ないます。収穫のタイミングは樹の樹齢、土壌、どのワインを作るかによって異なるため、これにもかなりこだわっており注意深く摘み取りを行ないます。
そして、セラー。カステルロッチのセラーは地下13mにあり、自然の温度管理され、冬は12℃、夏は15℃、第二次醗酵(瓶内二次醗酵)には最適の温度で保たれています。瓶詰めしたカバを保存させておくのに最適な環境になっています。一般的に大きなカバのメーカーは契約農家のタンクで保存してあるワインを買取り、瓶詰めをしますが、その際、ワインをトラックに乗せてセラーからセラーへと移動させることは、様々なストレスを与えてしまいます。そこで、ワインの劣化を防ぐ対処法として、SO2を多く使用します。ワインの状態を保つためにSO2は欠かせないものですが、カステルロッチは、カバを造る全ての作業を同じセラーで行うことが可能であるため、必要なSO2が微量で済むのです。SO2の使用量を減らすことが出来て、なおかつ瓶詰めしたカバのアロマとフレッシュさを維持したまま保存できる環境であるのです。これが自社畑のみからの葡萄を使用している理由のひとつでもあります。
また、ブレンドに関しても彼ら独自のアプローチを行っています。
「ほとんどの生産者が新しい技術を取り入れれば、よい品質のワインが出来ると思っています。例えば、低温醗酵をしてタンニンを丸くするというように。私はそれを否定しませんが、それよりも土壌や気候の違いを大切にしています。なぜなら、最も自然で独特のオリジナルのワインが出来るからです。技術に頼ったスタイルが画一的なワインにはしたくありません。これほどまでに土壌や気候の違いを区画ごとに分散してワイン造りをしている生産者はペネデスにはいないでしょう。」とマルセロ氏は言います。
最後に、
バーコードの左側に記載。数字は左からヴィンテージ、月、西暦です。2011年10月31日 18:53 Category 今月のおすすめワイン
2011年10月31日 18:37 Category 稲葉通信
こちらは、シャトー デ ゼサールのパスカル。
ワイン造りでパスカルを初めから支え続けていた意欲(パッション)は、「高品質レベルでリーズナブルなワインが、ベルジュラックはおろか、ボルドー全体から探そうとしても、自分以上のワインは絶対にない!自分はそういう意味で、ナンバーワインの生産者を目指す!」という信念でした。試飲していただくと、パスカルの思いを十分納得できる、正に群を抜いたコストパフォーマンスの高い生産者です。
この写真は6月中旬頃のものですが、理想的な葡萄の房と、そうでない房の例としてパスカルが見せてくれたものです。どちらが理想的な方か分かりますか?
パスカルが考える理想的な房というのは、実と実の間に間隔があり(風通しが良く病気の菌が繁殖しにくい→農薬などの必要性はなる)、実自体が小さいものです。それぞれの房から実を手のひらに乗せて比べてみると、大きさが倍ほど違うのが分かります。2011年10月27日 18:20 Category 稲葉通信
オーナーのジャン ポール ガルド(右端)、ジャン ポールの姪のフレデリック(左端)、そしてスタッフのみなさんが土曜日にも関わらず、「待っていました。」といわんばかり、一斉にお出迎え。
葡萄栽培はリュット レゾネ。除草剤、化学肥料は使用していません。土には充分な栄養があるため、肥料は葡萄の絞りかす、果皮などオーガニックなものを撒くだけです。2ヶ月に一度、土を耕して通気性を良くし、また保水性も保たれるようにしています。今年は非常に乾燥しているので、雨が降ったあとに土を耕し、畝に生えている草を刈り取り、葡萄の根に水分が行き渡るようにしています。
土壌は、非常に乾いた粘土砂利質で、このような石がごろごろしています。
このままだと、延々と作業を続けてしまいそうな勢いだったので、さっそく次の場所へ案内してもらいます。
こちらは樹齢の若い葡萄。ウサギが若木をかじってしまうため、ウサギよけのビニールが巻かれています。3年目からはワイン用に葡萄が収穫できますが、これは自社のワインには使用せず、ネゴシアンへ売ってしまいます。
こちらはモンターニュ サンテミリオンの畑。1ヘクタールと0.3ヘクタールの2区画に分かれており、栽培しているのはメルロのみ、畑は一列おきに、草を生やしています。ここの葡萄からは、ヴュー シャトー グージョン(FB-440)が造られています。
0.3ヘクタールの区画は斜面になっていて、低い場所になるほど、砂利が多く見られるようになります。面白いことに、ここからほんの数メートル離れた上の部分では、あまり砂利は見られません。
グージョンの畑のすぐ横では、ジャン ポールの甥が、樽工場を営んでいます。初めて見る樽工場(外側からですが。)オークの木の香りが漂ってきます。グラン オルモーでは、もちろんここの樽を使っています。
こちらはポムロールの畑。ここではメルロ、カベルネ フラン、カベルネ ソーヴィニヨンを栽培しています。この写真はメルロ。中には樹齢80年にもなる古い木もあります。樹齢の高い木は、実をつける房が少なくなりますが、集約のある品質の高い葡萄が出来ます。この畑の葡萄から、シャトー ラ トリュフ(FB-439)が造られています。
チリひとつ落ちていない清潔なセラー。この清潔さはピュアなワインを醸造するには、大変重要な要素です。2001年に修復したそうです。
熟成用の樽は、先ほど見たジャン ポールの甥のところのもの(Vincent Darnajou)はもちろん、その他にセガン モローの樽も使用しています。さらに2%だけアメリカンオークもあるとのこと。フレンチオークとの違いを見るためだそうです。
テイスティングをしていて全員が感じたことなのですが、グラン オルモーのすべてのワインに共通するのは、非常に洗練されていてエレガントであること。(もちろん、3つのワインの個性はちゃんと感じられます。)
FB-439 2006 シャトー ラ トリュフ(ポムロール) ¥50002011年10月 6日 08:00 Category 稲葉通信
まずはこのキンタの成り立ちを見てみると、非常に歴史を感じます。
①Quita da Varanda =キンタ ダ ヴァランダ
キンタ ドス アヴィダゴスでは新しいチャレンジにも取り組んでいます。
歴史と伝統を大切にするアヴィダゴスですが、このように新しいチャレンジにも取り組み、熱心に品質向上に取り組む姿勢は今後ますます良いワインを造る未来しか想像できません!!
そんなアヴィダゴスのおすすめワインはこちら、株式会社稲葉
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