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~豊富な経験値を生かしたラインガウの新星~ ワイングート クラス(営業3課 辰見 正史)

今回は、今年当社のラインナップで新たに加わった、ワイングート クラスをご紹介します。

まずはワイナリーの歴史から。
ワイングート クラスは、1630年にラインガウのヴィンケルでスタートし、その後ハッテンハイム、エアバッハと場所を変え、ワイングートは代々受け継がれてきました。1850年からはエアバッハに醸造所を構え、ラインガウの1級畑を所有する生産者です。

そして、現在オーナー兼ケラーマイスターとして活躍しているのが、マティアス クラスさんです。
それではマティアスさんのご紹介です。
マティアスさんは2014年からオーナー兼ケラーマイスターとして父から受け継いだわけですが、これまでの経歴も驚きです。スパークリングで著名なバート、ラインガウ で有数な生産者シュロス ラインハルツハウゼン、シュロス フォルラーツと錚々たるワイナリーでの経験があります。
これを聞くと非常に期待が高まります!彼のワインが気になるところです!

では早速、畑とワイナリーの紹介に参りましょう。

まずは畑のご紹介です。今回は3か所の畑に訪問しました。1か所目は醸造所から車で数分のところに広がる、ラインガウ で1級畑に格付けされているジーゲルスベルクです。数日前に見た、あの断崖絶壁のモーゼルの畑とはタイプが異なり、丘陵地帯に畑が広がり、畑の目の前にはライン川が流れています。

ジーゲルスベルクでは樹齢の古い樹が植わっているのが特徴です。こちらでは45年樹齢の樹もあり、ハイクラスのワインに使用するリースリングや、ピノノワールが栽培されています。


続いてシュタインモルゲンの畑(写真右上)です。
こちらは先ほどのジーゲルスベルクよりも上部に位置しており、こちらでも40年樹齢の樹が植わっています。

最後がミシェルマルクの畑(写真右下)です。こちらでは樹齢の若い木が植わっており、スタンダードクラスのワインに使用されています。

畑の訪問が終わりマティアスさんからは、畑作業で大変興味深い内容を伺いました。多くの生産者で聞かれる、収量制限のためのグリーンハーベストも行っていますが、オリジナルな仕立てとして、葡萄の房を半分カットするという方法です。この方法、実は多くの生産者が知っていますが、実際に取り組む生産者がほとんどいないのが現状です。単純に葡萄の粒の量を減らすため、かなりリスクのある方法ですがこれをすることにより密粒を防ぎ、通気性の良い状態にして凝縮感のある葡萄を収穫します。ユニークかつ誰もやらない方法を取り組む意欲的な姿に大変驚かされました。


畑見学の後は醸造所の見学です。
こちらはスタンダードクラスのワインを醸造する、ステンレスタンク中心のセラーです。収穫した葡萄に負荷がかからないよう、上階でプレスした葡萄をこちらのタンクに移しています。
樽もわずかにありますが、こちらはハイクラスのワイン用に複雑さを与えるために、樽でワインを寝かせています。


現在はソーヴィニヨン ブランを熟成させており、樽から直接試飲させてもらいました。
2~3か月後にリリース予定ということでしたが、非常にボリューム感があって飲みごたえのある味わいでした。醸造所ならではの貴重な体験ができました。
続いてのセラーは、赤ワインとリースリングのハイクラスの物を熟成させている熟成庫です。建物は大変古く、以前はラインガウ でも有数のワイナリーが所有していたそうです。歴史あるセラーで熟成されたワインの出来栄えが楽しみなところです。

6月中に、続々とクラスのワインが入荷してきます。
3軒の著名なワイナリーで磨かれた経験と技術により、素晴らしいワインばかりです。
「1種類のワインに特化するのではなく、それぞれのランクでお客様が喜ぶ最良のものを造り上げたい。」とワイン造りに対しての想いも語ってもらいました。優しい表情の中には確固たる思いがみなぎっています。
今後の活躍が大変楽しみな生産者です!ぜひお楽しみください!

営業3課 辰見 正史

2019年11月

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