ワインブログ ―wine blog―

ファルネーゼ 来日セミナー①

多くの方は、ファルネーゼのことを良くご存知かと思います。本当に長い期間、稲葉と共に日本でワインを販売してきました。稲葉は、ファルネーゼにとっても最も古いパートナーです。ファルネーゼは、アブルッツォ州からスタートしました。今日、ファルネーゼは5つの州でワイン造りを行う、南イタリアで最も成功したワイン生産者となっています。そこで、「南イタリアのルネサンス」とタイトルに記しました。

ファルネーゼは、大きな夢を持った、ワインの大好きな三人の人物によって設立されました。
ひとりは、残念ながら3年前に亡くなってしまったカミッロ デ ユリウス。

もうひとりはピエモンテに3世代続くワイン生産者の家に生まれたフィリッポ バッカラーロ。


そして私、ヴァレンティーノ ショッティです。
私自身もアブルッツォ州出身で、何世代にも渡り葡萄を栽培してきた家系です。アブルッツォ州というのは、昔からワイン造りが盛んな土地です。アブルッツォに住んでいる人々はみんな、何らかの形でワイン造りに関わっています。子供の頃、学校に行きたくないなと思ったら、家のワイン造りを手伝うと言えば学校を休んでも叱られませんでした。そのようなこともあり、私は祖父のワイン造りを手伝っているうちに、ワイン造りが大好きになったのです。


さて、成功には必ず鍵が必要です。その鍵とはいったい何なのか?私たちの考え方をお伝えしようと思います。


はじめに、私たちには長いワイン造りの歴史があるということです。イタリアは、2,500年前からワイン造りが行われていたという歴史ある国です。ファルネーゼ社のオフィスは、14世紀に建てられた城を改築したものです。


さらに、歴史よりも大切なものがあります。それは“情熱=Passion”です。情熱をもって仕事をすることです。もちろん、テロワールや葡萄品種も大切です。それ以上に、畑や醸造所で、気持ちを込めて仕事をすること、市場や顧客の声に真摯に耳を傾けることが大切だと考えています。
もちろん最も重要なのは、偉大な葡萄があるということです。しかし、偉大な葡萄があるだけでは十分ではありません。その葡萄が醸造所に届いた時、どのように扱われるかが大切です。そのために、私たちは多くの醸造家から成るチームで綿密なワイン造りを行なっています。
通常では、大きな醸造所であっても、1名か2名、多くても3名ほどの醸造家しかいないことが多いのですが、私たちファルネーゼ グループでは総勢12名の醸造家でワイン造りを行っています。さらに、2015年の1月にはプーリア州出身の醸造家が1名加わり、13名になりました。
私たちは、ワインの醸造学校大学をトップの成績で卒業した、若くて才能ある醸造家を積極的に登用しています。そして、彼らを南半球のワイナリーに修行に行かせています。イタリアでの収穫・醸造と、南半球での収穫・醸造と、1年に2回経験を積むことができるため、彼らは2倍の速さで知識と経験を得て、成長できるのです。さらに、自分の知らない葡萄品種や技術を学ぶことができます。

彼らは、まるで素晴らしいサッカーチームのように一丸となって良い仕事をしています。そして、素晴らしいサッカーチームには、素晴らしい監督がいます。それが、フィリッポ バッカラーロと、トスカーナ出身でイタリアを代表するコンサルタントであるアルベルト アントニーニです。なぜアルベルト アントニーニをコンサルタントに起用したかという理由ですが、彼は世界的に知られる大きなワイナリーのコンサルタントを務めた経験がある一方、いわゆるブティック ワイナリーのような小規模ワイナリーでも数多くのアドバイスも行っており、ワイン造りに関する豊富な知識を持っているからです。我々ファルネーゼは、規模で言えば、大きなワイナリーのうちに入るかもしれませんが、ワイン造りに対しては、ブティック ワイナリーと同等の力を注いでいると言えます。

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