ワインブログ ―wine blog―

ジルベール ピク(フランス・シャブリ)から2015年ヴィンテージ情報が届きました



できるだけ正確にお伝えしようと思いますが、まず2015年の夏が素晴らしかったのは言うまでもありません。
我々は収穫をかなり早くスタートしました。たった一つの心配事、それは収穫量でした。

我々は毎年、果汁の品質を見るため、最初のサンプルを試します。
最初のサンプルを試しただけで結果は明白でした。アルコールと酸のレベルは素晴らしく、すべての要素が品質の高さを示していました。しかし、収穫された果汁の量から言うと、かろうじてヘクタール当たり30~35hlが得られたなら、ラッキーと思う他ありません。

8月末、我々にとっては幸いにも、そして他の人達にとってはそうでなかったかもしれませんが、8月31日の夜に雹の嵐が訪れました。嵐と共にもたらされた80mmの雨は我々にとって恵みの水でした。畑に降った雹を見ると、我々の畑にあと少しで影響があるところだということが分かりました。しかし、我々の畑はほとんど影響を受けず、ヴォグロ(1級)の区画のダメージは一切ありませんでした。もちろん、この雨によって我々の葡萄は影響を受けるだろうと予測していました。

収穫は9月9日にスタートしました。葡萄の品質はずば抜けており、最初にセラーに届いた果汁の状態をみると、残りの葡萄も素早く収穫すべきだということが分かりました。
アルコールのレベルは急激に上がり、天候はパーフェクトでしたので、引き続き収穫を続けることが出来ました。収穫が終わったのは9月15日です。しかし、品質の高い果汁だけでは十分ではありません。発酵も順調に進まなければなりません。この段階で失敗することは少なくありません。特にアルコールのレベルが高い場合はそうです。

12月の末(発酵がスタートして3ヶ月後)に我々はついに、2015年は偉大、いやそれ以上に傑出した年という確信を持つことが出来ました。残念ながら、2015年ほど例外的に素晴らしい年はこれまでに無かったので、他と比較することが出来ません。

ワインは驚くほどの綿密で、強いアロマがあります。熟した果実、柑橘系の果実の皮の集約されたノート、そして素晴らしくバランスのとれたミネラルがあります。個人的には、ファインワインと呼ぶのに申し分のない要素を持っていると思います。

収量の面では、幾つかのワインは昨年より少しだけ多くなりましたが、昨年より減ったものもあります(例えば、ヴォークパン)。ヴォーデコルス、ラ キャリエール、ヴィエイユ ヴィーニュがだいたい47-78hl/ha。ですからそんなに多くはありません。しかし、シャブリ村の平均的な年と比べるとだいたい同じくらいです。これは我々にとってはよい状況です。そして私がすべてのワインに対し、極めてリーズナブルな価格をつけることを可能にしてくれます。

残念ながら、これ以上、詳しくはお伝えすることはできません。しかし、このような状況でワインを造るのはかなりチャレンジです。

2017年4月

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