ワインブログ ―wine blog―

『ドイツ・モーゼルの地下に眠る。20年以上も熟成させた、とても貴重なオールドヴィンテージをお分けいただきました。』 (経営企画室 内田圭亮)

◆当主のシルトさん
シルト家は、2014年まで自分たちでワイン造りをしてきました。シルトさんにはお子さんがいらしたのですが、ワイン造りを継ぐ人はおらず、2015年からは畑を貸し出すことにしました。シルトさんは、「畑はとても大切なものだから、絶対に人には売らない」とのこと。きっといつか、子孫がワイン造りを継いでくれるその日まで、畑を守っていきたいと強く思っています。

◆オールドヴィンテージのテイスティング
貴重なオールドヴィンテージのテイスティングが始まりました。最初に試飲させていただいたのは、1994年 Erdener Treppchen Spatlese。きれいな黄金色。メープルやオレンジピールの香り、甘さも心地よく残っており、とても美味しいです。20年以上経ったワインですが、とても澄んだワインに感じられました。それは提供された温度も良かったからと思います。とても冷やされていたのです。温度は2~5℃くらいでしょうか。こうした温度で飲みますと、このワインの味わいがとても良く分かります。氷水で冷やすか、冷蔵庫で冷やしたものを冷凍庫で30分ほどさらに冷やしてお召し上がりいただくと良いと思います。

Erdener Pralatのオールドヴィンテージまで試飲させてくださりました。


◆シルトさんのワイン造りへの想い
「ワインとは、自分の人生を映したものだ。」とシルトさんは考えています。ワイン造りへの情熱は非常に強く、彼にとっては、時に家族よりもワイン造りの方がプライオリティが高かったそうです。家族は冗談めいて「収穫の時期はケラーにベッドを用意して、そこに住んでもらいたいくらい。」と仰っていました。


◆希少なワインが眠る地下セラー
 昔ながらの地下セラーです。ひんやりとしており、適度な湿度も保たれている、自然がもたらす理想的なワインセラーです。数多くのワインが熟成されていました。「自分の人生の映しとも言うワインを当社が引き取っても良いのでしょうか?」とお聞きしましたが、「飲んでもらった方が嬉しいよ。」とのお気持ちからお分けいただけることになりました。

◆「リースリングは人を陽気にさせる」とシルトさん
このような良い熟成を経たワインが、まだ生産者のセラーに眠っていたことに驚きです。これほどの熟成を経たワインを、自家セラーで寝かせている生産者をモーゼルで見つけることは出来ません。もう二度とこのような機会に巡り合うことはないでしょう。シルト家の皆様、希少なワインありがとうございます。

~8月上旬に下記のワインが入荷致します。~
1994 ユルツィガー ヴュルツガルテン シュペートレーゼ ハルプトロッケン
1994 エルデナー トレプヒェン シュペートレーゼ ハルプトロッケン
1994 エルデナー トレプヒェン シュペートレーゼ
1998 ユルツィガー ヴュルツガルテン シュペートレーゼ
2001 ユルツィガー ヴュルツガルテン アウスレーゼ

2017年7月

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