ワインブログ ―wine blog―

ゴールド トロップヒェンの特有の地形と気候が造り出す、やわらかい酸と温かみのあるワイン (営業2課 貞 厚志)

2017年3月、モーゼルはピースポート村にあります、ゴーミヨ3つ房生産者 クルト ハインへ訪問してまいりました。訪問内容を営業2課 貞(さだ)がご紹介いたします。

私自身、入社1年目から先輩におすすめ頂き、一口飲んだ時から非常に大好きなワインの一つになりました。そんなワインを造られるのが、クルト ハイン当主のゲアノット ハインさんです。

した。そんなワインを造られるのが、クルト ハイン当主のゲアノット ハインさんです。

ピースポート村に到着し、この日はハイン家が経営するホテルに宿泊いたしました。
実は、ハインはワイン造りの傍ら、小さなホテルの経営もしております。モダンで非常に清潔感のあるホテルでした。

翌日、朝8時よりワイナリーの案内がスタートします。まずは、ピースポートの地図を見ながら、所有する畑についてご説明頂きました。ハインが所有する畑は全部で10ha。そのうち5haはゴールドトロップヒェンを所有しております。ゴールドトロップヒェンは全体で約60haあります。葡萄品種ごとの内訳は、80%がリースリングで、残り20% はピノ ノワール、シャルドネ、ヴァイス ブルグンダーです。


そして、セラーへと進みます。下の写真はシュペートブルグンダー用のバリックが置かれている部屋です。2014ヴィンテージをテイスティングさせていただきました。チェリーのアロマ、甘みが少なくコクがあり、とてもエレガントで綺麗な味わいでした。

KA500 シュペートブルグンダー クーベーアー トロッケン
年間2000-3000本のみしか造られない貴重なワインです。現在取り扱いの2013年ヴィンテージは残り僅かとなっております。


実はゲアノットさん、第2の故郷は“ブルゴーニュ“と公言するほどのブルゴーニュ好きです。話の中で、「ブルゴーニュまで車で4時間もあれば行けるよ」と言うように、ハインさんがブルゴーニュ好きであることが良くわかりました。通常のピースポートを「ヴィラージュ ワイン」と呼び、ゴールドトロップヒェンになると「グラン クリュ」と呼んでいたあたりも、ブルゴーニュ愛にあふれています。


こちらはプロマティック圧搾機です。1.5気圧という低い圧で、軽く破砕をしてからやさしく圧搾します。「葡萄を潰しても完璧な果汁が出るように心がけている」とゲアノットさん。ピュアな果実味を感じることが出来るハインの秘密が圧搾機にもありました。圧搾して出た葡萄の皮などは畑に肥料として撒くそうです。


畑も見せて頂きました。同じモーゼルでも前日に見た、ユルツィガー ヴュルツガルテンの畑とはまったく違った印象で、右の写真のように広い扇状の斜面でしっかりと太陽光を受け止めている印象でした。「円形劇場のような形をしたゴールドトロップヒェンの畑は、蛇行したモーゼル川の北からの冷たい風を上部の山が遮ってくれるために、秋は他の畑よりも急速に温度が下がらない。
そのため、モーゼルの中でも暖かな気温が長く留まり、緩やかに寒くなっていく。そのため、他の銘醸畑よりも柔らかな酸と集約の高い葡萄が出来る。加えて、上部の山にある森のおかげで土壌は保湿性が高く、それが畑に適度な水分を供給してくれるんだよ。」とゲアノットさん。斜面の中腹に立ち、見渡す景色はまさに巨大な円形劇場のようでした。
実は、2016年度版のファインシュメッカ―にて、KA541 ピースポーター ゴールドトロップヒェン トロッケン 2015 がドイツ全国のリースリング辛口部門№1を獲得いたしました!
残念ながら、2015年は入手できませんでしたが・・・ なんと、2016年ヴィンテージ が10月下旬に少量入荷いたします。60本限定です!ドイツでNo.1に選ばれたリースリングを楽しみにお待ちください!

今回私自身、初めての海外視察でした。ドイツ13生産者を訪問しいたしまして、その中でも視察前から好きな生産者でありました。実際に、当主ゲアノットさんにお会いでき、畑・セラー見学、テイスティングをし、生産者と過ごした時間はとても感慨深い貴重な訪問でした。前日のカール エルベス、ミューレンホフで試したワインとはキャラクターが違い、ハインは柔らかい酸と温かみのある味わいを持つワインであると再認識いたしました。皆様にもこのハインの素晴らしいワインを一度手に取って頂きたく思います。

営業2課 貞 厚志

2017年7月

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