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家族それぞれが良きライバル、互いに刺激を与え合い父を凌ぐ品質へ      ビュルル&ドメーヌ フォン サラド<前編>(営業2課 足立 雅子)

コート デュ ローヌ地方で、シャトーヌフ・デュ・パプに次いで有名なアペラシオン ジゴンダス。 シャトーヌフ・デュ・パプから東へ向かうこと約20km。美しい自然公園ダンテル・ド・モンミライユの裾野に広がるジゴンダス村にビュルル家が営むドメーヌがあります。

弊社のコート デュ ローヌ ワインの原点ともいえる E.A.R.L.ビュルル。
偉大な父エドモンドが亡くなって以降、現在は3人の息子のうち二男のフローランさんと三男のダミアンさんがドメーヌを引き継いでいます。
長男のベルナールさんはすぐ隣のヴァケラス村で義父のドメーヌを引き継ぎ、「ドメーヌ フォン サラド」としてワイン造りを行っていますが、現在でも互いのドメーヌを行き来し、ワイン造りに関わり合う程とても仲の良い兄弟です。
今回はそんなビュルル三兄弟が営むE.A.R,Lビュルルとドメーヌ フォン サラドを訪問させて頂きました。

まずご紹介するのはE.A.R.Lビュルル。
エントランスをくぐると、早速賑やかな笑い声と共に出迎えてくれたビュルル三兄弟。
挨拶で交わした力強い握手と、その大きなゴツゴツとした手が強烈な第一印象でした。

今回は英語が話せない彼らに代わり、通訳として長男ベルナールの娘クレールさんも参加してくださいました。
写真左から:次男フローランさん、長男ベルナールさん、三男ダミアンさん、長男の娘クレールさん

セラー内に入ると早速、テイスティングが始まり、先程まで冗談を言い合ってふざけていた兄弟も一気に真剣なまなざしに。


主に説明してくださっていたダミアンさんの、時折見せる「どうだ!旨いだろ!」と言わんばかりの自信に満ち溢れた表情が今でも忘れられません。

彼らが所有する畑は全てオーガニックで管理です。化学的なものは何も使わず、フェロモンカプセル等で害虫対策をします。枝を草と共にトラクターで耕し、自然のコンポストにするという、あくまでも自然なワイン造りがポリシーです。


天候の不安定さが目立つ昨今ですが、ヴィンテージのお話を伺うと、敏感な反応をみせたのも、つかの間。「最終的には先の事など誰にもわからないのだから、心配しても無駄さ!」と豪快に笑い飛ばすベルナールさん。

「自然との共存あってこそのワイン造り。」とある種、悟ったような彼らの大らかな気質を感じたのと同時に、ヴィンテージやテロワールを忠実に“ありのままに造る”という父が培ったビュルル家のスタイルを変わらず守り続けていることが伺えた場面でもありました。


そんなワイルドなビュルル家の味を体感できるワインはこちら

ダミアン曰く「VdPにしては良すぎるんじゃないの?」
ヴァンドペイ ヴォークリューズ(品番:FB292)

ビュルルで最も高樹齢のグルナッシュ使用
ジゴンダス レ パリエルダス (品番:FB758)

ビュルルで唯一の樽熟キュヴェ
ヴァケラス フュ ド シェーヌ キュヴェ ダミアン
(品番:FB320)

それぞれのヴィンテージの特徴をギュギュっと凝縮させたピュアなビュルル家の味を是非お試しください!

(後編へ続く)

2017年11月

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