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様々なタイプの食事と楽しめる、親しみやすい味わいこそが南部ローヌらしさ!それを表現する“アンドレ ブルネル” (営業1課 飯沼 洋一郎)

フランス生産者訪問より、コート デュ ローヌ編の続きをお伝え致します。今回は、当社のフランスワインの看板と言っても良いであろうシャトーヌフ デュ パプの生産者「アンドレ ブルネル」をご紹介いたします。

<アンドレ ブルネルについて>
アンドレ ブルネルは家族経営のドメーヌですが、その歴史は古く、ブルネル家は17世紀にアヴィニヨンの司祭からシャトーヌフ デュ パプのアペラシオンの北部にあるブドウ畑を購入したとの記録があります。そして現当主で8代目のファブリス ブルネルさんの父、アンドレ ブルネルさんが1971年に受け継いで以降、長年かけて畑を増やしワインの生産エリアを広げ、生産するワインの銘柄を増やしたことが成功し規模が拡大しました。
もともと評判が高かったシャトーヌフ デュ パプに加え、コート デュ ローヌやヴァン ド ペイといったエントリーレベルのワインも驚くほどコストパフォーマンスが高いです。

<葡萄畑の特長>
ブルネル家では、3世代に渡りシャトーヌフ デュ パプの畑23haを所有しておりましたが、実は畑の場所は3世代の間ずっと同じ位置であったことはないそうです。理由は、時代とともに気候も変わり、彼らが目指すスタイルとは違う品質の葡萄も出来上がってきたことであり、彼らは対策として、他の生産者と区画の交換を行い、自分たちの求めるワインを追求してきたようです。
(例)他の生産者が白ブドウ用の良い区画を持っていたとしたら、自らが所有する黒ブドウ用区画と交換する。

写真はアンドレさんの息子のファブリスさんです。彼はドメーヌを引き継ぐ前はコンサルタントの仕事をしていたということもあり非常に頭の回転が速く、ジョークも大好きな方でした。また、日本文化にも非常に興味があるとのことで特に漫画が大好きとのこと。日本語もある程度なら理解できるようで、とても親近感の湧いてしまうお人柄です。


その後、アンドレさんの案内で畑を見学させて頂きました。
アンドレ ブルネルのトップ キュヴェである、シャトーヌフ デュ パプ “キュヴェ サントネール”がこの区画から造られています。本当に良い年しか造らないワインで毎年リリースしているわけではありません。ほとんどが樹齢の古い葡萄樹で、最も古い樹は1889年に植樹したものです。


現在は3haあります。(内1haは樹齢が若くこのキュヴェには使いません。)ここにはグルナッシュとムールヴェードルが混植されています。以前はグルナッシュの単一畑でありましたが、ミストラルが吹くため、折れた樹や枯れた樹の植替えの際にムールヴェードルも植えるようになったとのことです。


シャトーヌフ デュ パプのアペラシオンは全体で3,000haと、非常に広範囲にわたっているため、粘土質と言っても様々な土壌のタイプがあります。この畑は樹齢の古い葡萄樹でありますが、土壌の影響により比較的ワインの色合いは淡いものになるとのことです。表土は砂や粘土で、下層土は青色粘土質です。青色粘土質はワインにミネラルと鉱物の要素を与えるとアンドレさんは語ります。
丸石も非常に多い畑ですが除草剤はまかず、トラクターで土を掘り返して雑草を取り除きます。


<ブルネルのワインの持つエレガントさについて>
アンドレ ブルネルでは、スタンダードクラスのワインでさえ長めのマセラシオンを行います。その期間はおよそ3~5週間。この長めのマセラシオンによってエレガントかつバランスの取れたワインに仕上がるそうです。大規模な農協クラスでは生産量が多いため、発酵とマセラシオンの期間がたった1週間となってしまうような場合もあるようです。
この工程にこだわっているため、アンドレ ブルネルが目指す南ローヌの特長である「親しみやすく様々な食事に合わせやすい味わい」が生まれるのだと理解することができました。このような背景もあり、ブルネルさんのシャトーヌフ デュ パプはアメリカ市場を中心に世界中でとても評判になっています。皆様もどうぞアンドレ ブルネルの生み出す南部ローヌの魅力を存分に反映したシャトーヌフを味わってください。
<アンドレ ブルネルのおすすめワイン>

コート デュ ローヌ ブラン(品番:FB-757)
1978年に、シャトーヌフ デュ パプの村から15分ほど南にあるソルグの村に土地を購入。その際東向きの土地だったので赤より白が面白いと考えてグルナッシュ ブラン、クレレット、ルーサンヌを1.5ha植えたのが始まりです。その付近にはヤマシギ(ベカス)という野鳥がいることから、ラベルにはそのヤマシギが描かれています。とてもフレッシュで、コクのある重たさはなく、すべての方に美味しいと言われるタイプ。幅広い料理に合うと思うので、レストランのメニューにあったら非常に嬉しい南仏白。

ヴァン ド ペイ ド ヴォークリューズ ルージュ グルナッシュ(品番:FB-193)
アンドレ ブルネルが自信を持ってお勧めするヴァン ド ペイ。価格を聞いたら目を疑うほどのお値打ち感で第一の驚き。さらに全て自家畑であることに第二の驚きを感じてしまいます。程良い甘味と果実感で、優しい味わいでもあるため、赤ワインがあまり飲めないと言った方にも是非おすすめ。もちろんワインが好きな方なら何杯でもお楽しみ頂けます。

シャトーヌフ デュ パプ レカイユ(品番:FB-748)
シラーのみ樽熟成しています。タンニンが強くて酸もあり凝縮感と傑出した味わいを持っています。10~15年ほどの熟成能力がありますが、今飲んでも十分なすばらしさも見せてくれているワインです。近年世界中でブレーク中であり、飲みたくても飲めない幻のワインとなりつつあります。


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営業1課 飯沼 洋一郎

2018年12月

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