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ボデガ イヌリエータ 来日セミナー①

2018年6月スペイン ナバラより、ボデガ イヌリエータの輸出マネージャーであるホセ アントニオ ぺリセール氏を招き、ミニセミナーを実施致しました。
ナバラおいてソーヴィニヨン ブランで成功した第一人者(パイオニア)であることや、醸造家のケパ サガスティザバルについてなど、ボデガ イヌリエータのワイン造りの哲学を詳しく紹介いただきました。その内容をお伝えいたします。

皆様こんにちは!私はボデガ イヌリエータのホセ アントニオ ぺリセールと申します。この度、皆様にこうしてお会いすることが出来、我々のボデガ、そしてワインについてお話する機会を頂きたいへんうれしく思います。
まず、ボデガ イヌリエータのロゴマークですが、これはワインオープナーで今まさにコルクが開けられようとしている状態を表しています。また「イヌリエータ」というボデガの名前はバスク語に由来しておりまして、「蟻のいる場所」とか「蟻塚」という意味です。

我々のボデガは、スペイン北部、ナバラ州に位置しています。ナバラはリオハのちょうど北に位置していて、とても近い場所にあります。そのため気候条件も同じ、栽培している葡萄品種もほぼ同じです。ナバラとリオハはどちらも共通したテロワールを持っていると言えます。ナバラとリオハはエブロ川によって境界が分かれています。

地図の赤丸で囲まれているところがワイナリーです。葡萄畑の面積は全部で260haあります。畑(薄紫色の部分)はすべてワイナリーの周面に広がっています。畑が近くにあるメリットは、年間を通じて畑の管理が容易にできること。また、収穫の時期には、収穫した葡萄が新鮮な状態を保ったまますぐにセラーに運び込むことが出来るという点です。ワイナリーから一番離れたところにある畑でも、収穫後45分以内に運び込むことが出来ます。これは品質を重視している我々にとって大変重要なポイントです。

●葡萄畑のロケーション
イヌリエータの畑は、小さな渓谷に広がっており、標高350mから500mの間にあります。気候は大陸性気候で、夏は暑く、冬は非常に寒くなります。雨が非常に少なく、乾燥した土地です。北西からピレネー山脈からくる強い風が吹きます。夏の暑い時期には、畑が涼しい状態に保たれるため、たいへん重要な要素です。また、土壌は砂、粘土、石灰岩と石で構成されています。

標高が異なる畑は土壌の組成も異なります。
①標高350mの畑:こちらの畑は砂を多く含む粘土質土壌です。この畑では、赤のノルテ(S104)スール(S103)ナバエルス(S107)そしてロゼのメディオディア(S116)に使う葡萄を栽培しています。


②標高400mの畑:写真にあるように、標高が高くなるにつれて石が多くみられるようになります。こちらは石灰岩を多く含む粘土質土壌です。こちらの畑では赤のクアトロシエントス(S196)、そして白のオルキデア(102)に使う葡萄を栽培しています。






③標高500mの畑:こちらはイヌリエータの畑の中で一番標高の高い畑で100%石灰岩質の土壌です。土壌は非常に痩せていて、この畑で育つ葡萄は収量が低くなりますが、最も質の高いものが出来ます。ここではトップ キュヴェである白のオルキデア キュヴェ(S124)、赤のアルトス デ イヌリエータ レセルバ(S106)ミマオ(S233)に使う葡萄を栽培しています。


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2019年3月

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