ワインブログ ―wine blog―

テッレ デル バローロ 来日セミナー③

熟成方法のこだわり
熟成はコンクリートタンクと、さまざまな種類の樽を使います。コンクリートタンクは1959年に建設した当時のものを、今も使っており、木樽熟成の終えたワインを入れています。
まず樽の大きさによって種類があります。トノーのような500-700ℓのものから、大樽のような25-50hℓのものまであります。
次に樽に使う木材の種類によって3つの種類に分かれます。
①フランス産の樽…スパイスのニュアンス、エレガンスさを与え、ワインをより早く熟成させることができます。そしてピュアでタンニンを抑え、テロワールを表現するワインを作り出すことができます。
②スロヴェニア産の樽…比較して目の詰まった堅い木です。バルサミコのニュアンス、若々しさとフレッシュなニュアンスを保ち、長期熟成型のワインを造り出すことができます。
③フランス産の樽材とスラヴォニア産の樽材を組み合わせた樽…2つの樽材の特徴を合わせ持っています。比較的、古い大樽に見られますが、どちらの樽材の要素も取り入れたい時に使います。

新しい取り組みとしては、フランス産のトノー樽といったものを使おうと考えています。写真の樽は5~7hlの新樽です。このタイプの樽は、特に地質年代の古い土壌のワインに使うと良い効果が表れます。
今後はフランス産の樽を中心に使っていこうと考えています。なぜなら土壌をピュアに表現することができるからです。しかし、今後もスラヴォニア産の樽も使いますし、少量、アメリカ産の樽も所有しています。

こうした醸造過程の最後に、テイスティングを行って、それぞれの樽の状態を確認します。先程お話ししました感覚の輪のバランスをイメージしながら、ブレンドを行います。


アルナルドリヴェラ:
高品質なワイン造りへの挑戦

私たちは常により良い品質のワインを造ろうと、これまでワイン造りに励んできましたが、2013年からは新しいプロジェクトを開始しました。創設者のアルナルド リヴェラに捧げる「最高品質の葡萄から、最高のワインを造る」という目的を持ったシリーズです。
最高の畑を持つ数件の栽培農家と、特別な契約を結び、その葡萄のみを使ってワインを造っています。それは、栽培農家の持つ区画から採れた葡萄の「重量」ではなく、その区画の「面積」に対して支払うというものです。そのため、栽培農家は葡萄の重量(何キロ収穫できるのか)を考えなくてもいいため、葡萄の品質を上げるための間引きやグリーンハーベストなど、より厳密な収量制限が行えます。

◆(上)I843 バローロ ウンディチコムーニ 2013VTが「ワインスペクテーター」で93ポイント 2018年のTOP 100に選出!
◆(下)I844 バローロ ヴィーニャリオンダ 2013VTが「ガンベロ ロッソ2018」で最高評価 トレビッキエリ!


ワインスペクテーターやガンベロ ロッソのような、有力誌でこのような高評価を得るということは、私たちの行ってきた「高品質なワイン造り」が間違ってなかったとわかります。


新しいカンティーナの建設
さて、将来のテッレ デル バローロはどうなってゆくのでしょうか。もちろん、成長を続けます。現在、1959年に建設したカンティーナをさらに拡大しています。新しく一般のお客様がテッレ デル バローロのワインを手に取っていただけるワインショップを併設します。
また地下には、ボトル熟成用の倉庫や樽熟成のセラーを建設しています。このセラーは完成すれば、バローロエリアで最も大きな熟成庫となる予定です。

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2019年5月

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