ワインブログ ―wine blog―

素朴でピュアなスタイルでじわっと感じる”旨味” 世界から引き合いが絶えない注目株“ジャスティン ジラルダン”(営業2課 山田航)

ボルドー、南ローヌの生産者訪問を終えたのち、最終目的地であるブルゴーニュ地方へと向かいました。この地域は毎年足を運び、最新のヴィンテージの状況を確認するとともに、彼らと一緒にテイスティングを行うことのできる、年に一度の貴重な機会であります。その訪問先のひとつであったのが、コート・ド・ボーヌのサントネ村に拠点を置く、ジャスティン・ジラルダン(旧ジャック・ジラルダン)であります。6年前取引を開始した当時は、父であるジャックさんが指揮を執っていましたが、現在息子のジャスティンさんに運営を任しており、弊社での取り扱い表記も「ジャスティン・ジラルダン」へと移行を行っております。同一生産者ではありますが、父の時代は地元で消費されることがほとんどでしたが、ドメーヌに戻る前に様々な蔵での経験を積んだジャスティンは、国内や海外へも視野を広げ、現在に至っています。

上の写真の左側が、初めてお会いした時(5年前)であり、右側が今年お会いした時であります。初めてお会いした時は、どちらかというと内向的で自分を出すといったことが少なかった印象でしたが、この5年の間に自らがドメーヌの運営を任されていることや成功などをきっかけに、体もたくましくなり、彼の眼差しからでさえも情熱を感じるような表情に変わっています。それでも変わらないのは、彼が造りだすブルゴーニュらしい“ピュアで繊細な味わい”という点であります。

雹害を免れた素晴らしいヴィンテージ(2018年&2017年)
ここ数年、ブルゴーニュ地方は局地的な雹害により多くのブドウを失っており、彼らもその状況に該当するエリアもありました。ただこの2年間(2018,2017)は被害から免れ、素晴らしいブドウを収穫することができたと報告がありました。それぞれのヴィンテージの特徴をジャスティンさんのコメントから記載します。
2018ヴィンテージ・・・本当にハッピーな年。酸度も熟度もキープできた抜きんでた年といえる
2017ヴィンテージ・・・親しみやすいテイストであり、どちらかといえば白のヴィンテージといえる。


注目される白ワインのヴィンテージが
まもなくリリース!

ジャスティンさんから“白ワインのヴィンテージ”と話が挙がった2017ヴィンテージですが、当社でもまもなくリリースされるキュヴェが、サントネ ブラン レ テラス ド ビエヴォー(商品CD:FB-815)です。サントネ村を知り尽くした彼らが造り、最も標高の高いエリアのブドウから造りだされる白ワインです。実はつい先日まで2013ヴィンテージを販売しており、不作の状況もあって、4ヴィンテージぶりに再入荷となりました。酸とともに感じる、この土地ならではの硬質なミネラル感。入荷量も少ないため、お早めに手に取っていただきたい一本です。


赤ワインを例えるなら、ピュアで繊細。
じわっと旨味が広がる個性。

彼らのワイン造りの哲学は、情熱を持ち常に厳格であることです。自然を尊重し本質を追求すること。決して派手さはありませんが、自然で素朴な土地の風味をしっかりと感じることが出来ることが特徴といっても過言ではありません。またジャスティンさんの優しい性格が、彼が造りだすシャルドネやピノ ノワールにでさえも映し出されているともいえます。事実、ジャスティンさんがドメーヌに戻ってからは、国内外の様々なお客様からの支持を頂くようになり、需要に追い付かないほどの人気になっているのです。そういえば・・・と思った時には、すでに日本でも買えなくなってしまう日も、遠くはないかもしれません。


今回の訪問では、ジャスティンさんより、サントネ村の3つのプルミエクリュについて違いを説明いただきました。小さな村の中でもそれぞれの個性が発揮され、一概にサントネとだけでは語れないエリアです。ぜひあなた好みの一本を知っていただければ幸いです。
●サントネ ルージュ プルミエ クリュ クロ ルソー(商品CD:FB-921)
【特徴】母岩までが深く、粘土が多い。土中が冷ややかな温度で、ミネラルが豊富なタイプ。

●サントネ ルージュ プルミエ クリュ マラディエール(商品CD:FB-547)
【特徴】ボールガール同様で、さらに粘土が多い土壌。集約感、ボディのあるタイプ。

●サントネ ルージュ プルミエ クリュ ボールガール
【特徴】石灰岩の母岩が表土から近い為、いつもエレガントなタイプ。


また、ジャスティンは、サントネのほかにも、サヴィニー レ ボーヌも生産をしています。南部であるサントネを男性的と例えると、サヴィニーは女性的(フェミニン)なイメージと語ります。もちろんボリュームもありますが、よりエレガントなスタイルとして楽しんでもらえるといいます。ワインだけであっても、しっかりとした味わいが好きな方にはサントネですが、食事とのマリアージュ、ペアリングを重視される際には、是非とも彼の作るサヴィニーを思い出していただけたら嬉しいです。
●サヴィニ レ ボーヌ ルージュ レ ゴラルド(商品CD:FB-546)
●サヴィニ レ ボーヌ ルージュ プルミエ クリュ レ プイエ(商品CD:FB-922)

訪問をする度に成長を続けているジャスティンさん。ジャスティンのワインはどちらかというとエレガントなタイプと分類されると感じます。よりマリアージュを求めるお客様であったり、あるいはジワっと旨みを感じるブルゴーニュのピノ ノワールをお求めのお客様に支持を頂けるのではないか・・・と5年前に抱いた思いと全く変わらない存在であり続けています。今回ご紹介はできなかった、彼らの名刺代わりでもある「ブルゴーニュ シャルドネブルゴーニュ ピノ ノワール」は、希望小売3,000円台を切る価格でご紹介ができるます。近年のブルゴーニュワインの価格高騰が歯止めが利かない中、そのワインから手を抜かずにハンドメイドで造り上げているワインは、まさに絶品です。まだまだ知らない方も、もうすでに知っていらっしゃる方も含め、改めてこの旨味を感じていただきたと考えております。

営業2課 山田 航

2019年11月

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

TOPへ戻る