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100% シャブリ
シャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュ ジルベール・ピク
ドメーヌ・ジルベール・ピクは、かつてよりずっと、樽ではなくタンク仕込みのシャブリ指示派の一員である。彼らのシャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、素材となる葡萄そのものと純粋さが融合した、本当に偉大なシャブリとはどうあるべきかを証明する典型的な見本である。
タンクかオーク樽熟成かというシャブリの2つの相対する造り方について、かねてから論争がある。このドメーヌを弟のパスカルと共に経営するディディエは「私達は両方を試しました。今までの経験では、タンクで熟成させた方がより良い品質になりました。樽熟成させたものには、トースト香とヴァニラ香が出ます。私達の意見では、それはシャブリのミネラリティにうまくマッチしないと考えています。」と語る。
ピク兄弟は、2つのプルミエ・クリュ、ヴォグロとヴォークパンを造っている。しかし、我々は彼らの素晴らしいシャブリ・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュこそ、ミネラルにあふれ、フレッシュでリッチなシャブリの見本であると思う。そして、それはこのエリアでしか見出せないものである。
ディディエとパスカルは、このキュヴェを良いヴィンテージにしか造らない。例えば1991年と1994年、2001年(バッド・ヴィンテージ)にはまったく造られていない。ワインはシャブリから数kmの場所にあるシシェの村に所有する合計1haの畑から造られている。畑は3つの区画に分かれており、そのうちの2つ(合計0.8ha)はスラン川の右岸に位置する。シャブリの典型であるキンメリジャン土壌は、石灰岩と粘土質、「オストレア・ヴィルギュラ」と呼ばれる牡蠣殻の化石の混ざったもの。3つめの区画はスラン川の左岸にあり、石混じりの土壌である。
右岸にある畑のひとつは1954年に彼らの祖父ピエール・ピクによって植えられ、残りの2つは1970年代に、ディディエとパスカルがドメーヌの仕事に加わった際に購入したものである。
葡萄の樹齢は55~57年。非常に古い樹だが良く手入れされており、粒の小さい実をつける。しばしばミルランダージュ(結実不良により小粒の果粒のまま樹に残る)となり、糖分と酸が凝縮され、ワインにグラン・クリュ並みの熟成力を与える。
by Christophe Tupinier
《試飲》 シャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2006~1989
2006 18/20 2002 17/20 2000 15/20 1999 16/20 1998 18/20
1996 18.5/20 1993 16.5/20 1992 19/20 1990 16/20 1989 19/20
