生産者情報 ―producer―

シャトー ラマルティーヌ

  • フランス
  • カオール

セードルと並び称されるカオールのトップ シャトー

「アラン ゲローの功績」 アラン ゲローは、長い時間をかけて、ラマルティーヌの畑がこのアペラシオンの中で最高の畑のひとつになるまでにしました。畑とセラーにおける彼の改革は、現在のワインの高い品質には不可欠なものでした。1955年から1種類のワインしか造っていませんでしたが、畑やセラーでの様々な改革のおかげで、格上の2つのキュヴェを造ることが出来るだけの品質的に高いレベルに到達し、カオール産ワインの基準となりました。
「アペラシオンの西側にあるテラスの畑」 シャトーは、アペラシオンの西側、ロット渓谷の始まりに位置するソトゥラックにあります。この場所は、海洋性気候の影響を強く受け、アペラシオンの東側よりも涼しく、年間を通して充分な降雨量があり、収穫期の秋は暖かい気温に恵まれます。こうした気候条件に支えられた安定性が、ラマルティーヌの特徴のひとつで、ワインにバランスとエレガンスをもたらします。畑は、ロット川によって長年かけて形成された自然のテラス(3段の段々畑)に広がっています。南~南西向き、標高は120~170mです。畑仕事が一番大事と考え、 35haの畑を庭のように、まるでガーデニングをするように1本1本の樹を毎日観察しています。土は機械で耕しています。1994年より除葉は、手作業で行い、1996年からグリーンハーベストを行なっています。
「アランが全ての設備を現代的なものに一新」 セラーは、アランの代になってから全ての設備を現代的なものに一新しました。室温およびタンクの温度コントロールの導入、衛生管理、そして新たなセラーも建てました。発酵中のタンクの温度は、最高で32度。樽熟成の期間中、ワイナリーの温度は夏16度、冬13度にコントロールしています。瓶詰は、ムーンカレンダーに沿って行っています。月が満ちていく時期に行うと、飲みやすいワインになります。
「名前の由来」 かつては「La Martine」と綴られていました。言い伝えによると、シャトーの近くに樹齢100年ほどのオークの樹が立っていて、そこがマルティーヌと言う名の美しい少女が恋人と待ち合わせていた場所でした。


<評価>
「万全に手入れの行き届いたこのドメーヌを見ると、すでにソテュラック地区の力量が感じられる。主にテラス状になった土地は、アペラシオン内でも最も土質の良いことで知られている。できたばかりのワインはいつも少し厳格であるが、瓶内で熟成すると見事な繊細さをみせる。デラックス・キュヴェの「エクスプレッシオン」は明らかにコクと濃密さでは他に引けをとらないものの、「キュヴェ・パルティキュリエール」の方が時には樽香とのバランスが一段と満足いくものとなる。」   ベタンヌ&ドゥソーヴ「フランスワイン格付け」

Data

歴史 1878年 フィロキセラで葡萄樹がほぼ全滅。売り出された畑(5ha)を曾祖父エドゥアルド セルーニュが購入。
1883年 創業。
1920年 曾祖父が、残ったマルベックを使い再興。
1940年 自社元詰めを開始(カオールで1000軒のうち5~10軒しか元詰めをしていなかった)。
1976年 アランのファーストヴィンテージ。畑を拡張していく。
1981年 父アランが正式に参加
2016年 バンジャマンが引き継ぐ
オーナー バンジャマン ゲロー : 4代目。1990年生まれ。ボルドー、ローヌ、ラングドック、ニュージーランド、オーストラリアで研修。
アラン ゲロー : 1957年生。エノログも務める。

ジャン リュック : アランの義兄弟。30年以上、畑仕事を担当。
葡萄園 37ha : 赤35ha マルベック92%、タナ5%、メルロ3%
     白2ha シャルドネ50%、シュナン ブラン30%、ヴィオニエ20%


畑は、ロット川により長年かけて形成された自然のテラス(4段の段々畑)に広がっています。南~南西向き、標高は120~170mです。粘土石灰岩60%、珪質粘土20%、石灰岩20%。

〈映像〉
主に4段目の最も良い畑の映像です。
栽培 減農薬栽培、リュット レゾネ以上のケア。化学農薬は使用していません。1988年より化学肥料は一切使用していません。
畑仕事が一番大事と考え、35haの畑を庭のように、まるでガーデニングをするように1本1本の樹を毎日観察しています。土は機械で耕しています。1994年より除葉は、手作業で行い、1996年からグリーンハーベストを行なっています。
ワイン造りの物語 生産者訪問ブログ(2016)

シャトー ラマルティーヌのワイン一覧
取り扱いワイン

TOPへ戻る