生産者情報 ―producer―

シュロス リーザー

  • ドイツ
  • モーゼル

名実共にドイツ最高峰の生産者

モーゼルで最も洗練されたワイン生産者、フリッツ ハーク家の長男トーマス ハークは、ガイゼンハイムのワイン大学を卒業後、シュロス リーザーの経営を任されました。彼が手がけた初めてのヴィンテージ1992年産のワインは、シュロス リーザーのかつての知名度を再び表舞台へと呼び戻すきっかけとなりました。トーマスは、「昔から続く、この地域のクラシックスタイル、つまりテロワール、軽やかさ、心地良い酸、柔らかい果実味を保ちたい。」と言います。
ここ数年来ドイツワインのラベルには、「グーツワイン」と呼ばれる表示方法がトレンドになってきています。トーマスはこの表示方法を先駆者として取り入れたばかりか、一般にはQ.b.A.又はせいぜいカビネットクラスのワインしかグーツワインとして扱っていないところを、所有する畑の内、ニーダーベルク ヘルデンとブラウネベルガー ユッファー、ユッファー ゾンネンウーア以外はグーツワインにしてしまいます。このような、彼の斬新的なワイン造りへの考え方には、将来ドイツワインを導く新しい力さえ感じさせるものがあります。

〈評価〉
4つ有力なドイツワインガイドで、最高評価の5ッ星獲得(「ゴー ミヨ(Gault Millau)」、「ヴィノム(Vinum)」、「ファインシュメッカー(Feinschmecker)」、「アイヒェルマン(Eichelman)」)。
ドイツを代表するワイン専門誌「ヴァイン グルメ2006」で、15,000軒のドイツワイン生産者の中から「ドイツの優良生産者」の20軒のひとつに選出(他に選ばれたのは、J.J.プリュム、エゴン ミュラー、ティレルなどドイツを代表する生産者ばかり)。
「ゴーミヨドイツワインガイド2017」で5房、「同2015」で最優秀生産者賞、「ファインシュメッカー2014」で5星。V.D.P.メンバー。

Data

歴史 1875年 リーザー城建設。
1904年 ショルレマー男爵によって、ワイングート シュロス リーザー設立。
1970年代 売りに出され、転売される。
1992年 トーマス ハークがマネージャー兼セラーマスターに雇われる。
1997年 7つの畑とワイングートを買い取り。
1998年 V.D.P.に認証される。
2014年 「ゴーミヨ ドイツワインガイド2015」で最優秀生産者賞、最高評価の5房昇格。
オーナー トーマス ハーク : 1966年生。フリッツ ハーク家長男。ガイゼンハイム大学卒業。
葡萄園 22ha  150ヶ所に畑が点在。雹の被害のリスクを分散させるため。いずれもリーザーから数kmしか離れていない。

<各グローセ ラーゲ(超一流畑)の特徴>
グラーハー ヒンメルライヒ:青色粘板岩。南西向き。15~20年樹齢。クール&ダークフルーツ。良い酸があり、ミネラリー。ドイツのクラシックな、典型的なスレート土壌の金属的な味わい。
ヴェレナー ゾンネンウーア:青色&灰色粘板岩。地層が深い。繊細でフルーティ。青色粘板岩のダークテイストよりも暖かく赤いフルーツの風味がある。女性的で、より熟した感じと直線的な繊細さがあり、鉱物的なミネラルはない。ブラウネベルクと類似していて、土壌が細かい。
ブラウネベルガー ユッファー、ユッファー ゾンネンウーア:ヴェレナーに似ている。青色粘板岩。女性的で、繊細かつ直線的なワインになる。アプリコットの風味がある。
ピースポーター ゴールドトレプヒェン:青色・灰色粘板岩のミックス土壌。とても深い地層で、保水能力が高いためエネルギッシュで免疫力が高い。エキゾチックなフルーツやエネルギーに溢れるワイン。ミネラル感もあり、集約度も高く、他の産地よりもいつも酸が高い。
リーザー ニーダーベルク ヘルデン:丘の上の方にある最も深い地層。南西向きで暖かい畑。樹齢は80~90年と古く、収量が少ない。最もミネラリーで、果実味は少ない。凝縮されたワインが出来る。スタイルとしてドライなGGに最適。
栽培 肥料は、腐葉土。最近のドイツの天候は不純で乾燥が激しいため、このようなオーガニックな肥料でしか対応は出来ない。
害虫除けの化学薬品は全く使用せず、フェロモンカプセルを使う。
ワイン造りの物語 生産者訪問ブログ(2018)

生産者訪問ブログ(2017)

シュロス リーザーのワイン一覧

<ワインスタイルや意識していること>
LIKE DANCING!繊細で踊るような味わいを意識している。
取り扱いワイン

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