生産者情報 ―producer―

ヴァンサン ピナール

  • フランス
  • ロワール

伝統を受け継ぎ、最新技術も取り入れる/20世代に渡ってサンセールのトップクオリティー

ドメーヌ ヴァンサン ピナールは、サンセールを産する14の村のうちのひとつ、ビュエ村に拠点を置く造り手で、現在はヴァンサンの息子のフローランとクレマンの兄弟が指揮を執っています。
「ワイン造りの哲学」 彼らのワイン造りの哲学は、テロワール、そして周囲の環境を尊重し、自然でオーガニックな方法を採ることです。畑の微生物や昆虫、野鳥の命を危険にさらしたくないと考えているからです。
「作業はほとんど手作業」 畑作業の多くは、手作業で行っています。品質を高めるため、剪定を短くし、グリーンハーベストを行い、収量を低く抑えるようにしています。収穫は、畑で選別しながら手摘みで行い、セラーに運んでから、振動式の選果テーブルで健全で熟した葡萄だけを再度選別します。醸造段階においてもできるだけ自然に、人の手が介入しないようにしています。それを実現するためには、葡萄の選別が非常に大切です。葡萄が健全であれば、醸造の段階で人工的なものを加える必要がないからです。造るキュヴェによって、ステンレスタンク、木製発酵槽、228Lのバリック、600Lのドゥミ ミュイを使い分けています。
「白ワインの特徴」 ソーヴィニヨン ブランは、石灰岩質土壌に植えています。ビュエ村の土壌は、「カイヨット」と呼ばれ、小石の多い石灰岩質で、主にチョーク(白亜)で構成されています。このカイヨット土壌はワインに素晴らしいフィネス、ピュアさ、綿密さを与えます。葡萄樹の多くは1960年代に植えたものです。樹齢40年を超える葡萄から出来るワインは持続性があり、豊かなミネラルが感じられます。
「赤ワインの特徴」 ピノ ノワールは、粘土石灰質土壌(下層土は石灰岩)に植えています。このテロワールはワインに深みと複雑さを与えます。畝の間には草をはやしています。収穫量は、厳しく制限し、収穫した葡萄は注意深く選別します。ピノ ノワールの平均収穫量は、32hl/ha、葡萄の樹齢は平均で40年です。新鮮な果実味にあふれた力強く、洗練された味わいのワインになります。

<評価>
サンセールのトップ生産者として、ヒュー ジョンソンの「ポケット ワインブック」、「レ メイユール ヴァン ド フランス」など様々なガイドで高い評価を得ています。
「ギド デ ヴァン ベタンヌ +ドゥソーヴ2018」で4つ星生産者

「紛れもない赤ワインの専門家であるヴァンサン・ピナールは、息子のフローランとクレマンの二人と力を合わせて彼らの白のスタイルにしっかりと磨きをかけた。(中略)白い花がいっぱいの「フローレス」は、若々しくて非常に繊細なソーヴィニヨンとなっている。白い果実を感じる「キュヴェ・ニュアンス」はアロマの後ろ盾によって引き付けるものがある。「ハーモニー」は豊かさと新鮮さの程よいバランスを見出している。」
                    ベタンヌ&ドゥソーヴ「フランスワイン格付け」

Data

歴史 1780年よりワイン造り 20世代続く家族経営ワイナリー
オーナー フローラン ピナール : 1981年生。2001年から参加。主にセラー担当。
クレマン ピナール : 1984年生。2007年から参加。世界各国で修業。主に畑担当。
ヴァンサン : 父。現在も携わっているが、一線は退いている
葡萄園 17ha  ソーヴィニヨン ブラン12.5ha、ピノ ノワール4.5ha  全40区画(グラン シュマラン、シェーヌ マルシャン等)
所有する畑は、そのほとんどが、石灰岩および粘土石灰質の土壌を持つビュエ村にあります。
栽培 オーガニックな肥料を使用。農薬(除草剤、殺虫剤、防カビ剤)は一切使用しません。
畑作業の多くは、手作業で行っています。品質を高めるため、剪定を短くし、グリーンハーベストを行い、収量を低く抑えるようにしています。
ワイン造りの物語 ヴァンサン ピナールのワイン一覧
取り扱いワイン

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