生産者情報 ―producer―

プリンツ

  • ドイツ
  • ラインガウ

畑仕事を全て手作業に変えた。コストアップだが、すべては畑で良い葡萄を造るため。

「ハルガルテンのブティックワイナリー」  シュタインベルガーなど有名な畑が見渡せる、ハルガルテン村の丘に住むプリンツは、ラインガウで注目を集めている生産者です。良いワインを造ろう、ハルガルテンの素晴らしさをもっと知ってもらおう、との想いで情熱的にワイン造りを続けてきたプリンツの試みは、今まさに華開いています。彼が造り出すワインは、かつて勤務した州営ラインガウ醸造所のワインの質を明らかに上回り、多くのドイツワインファンを驚かせることは間違いありません。しかしながら残念なのは、あまりに量が少ないことです。
「この地方特有の重さのあるワインは造りたくない」  以前から私どもは、プリンツのワインに上質なモーゼルワインのような酸とミネラルとボリュームを感じていました。2001年に訪問した際に、「モーゼルワインを意識している。特にヴィリ シェーファーのワインが大好きで尊敬している」とプリンツが話すのを聞きました。またケルンの展示会でシェーファーから、「モーゼルからワインを買って瓶詰めしたのでは!?」と冗談を言われたとも聞き、シェーファーもプリンツのワインを高く評価していて、非常によいライバル関係にあると知ることが出来ました。
「シュペートブルグンダーにはまっています」  昔はリースリングしか造りたくないと思っていましたが、今は赤ワインにはまっています。1986、1991、1992年に、シュペートブルグンダーを植樹。2004年に植えた時には、いくつかのブルゴーニュの特別なクローンを選びました。より力強さが出て、色が濃くなります。全体の5%まで畑を増やしましたが、これ以上大きくするつもりはありません。現在ドイツの気候は15年位前のブルゴーニュ並みになっています。収穫は熟し過ぎない内に行うよう心がけています。赤は最低1年熟成させてから飲んでほしいと思っています。


<評価>
スチュワート ピゴット「ザ ワイン アトラス オブ ジャーマニー」、「ゴーミヨドイツワインガイド」、ヒュー ジョンソン「ポケットワインブック」最新版等で絶賛。
ドイツのミシュラン3ッ星レストラン「ディーター ミュラー」、ホテルレストラン「ヴァルドホテル ソノラ」に納品。
「ヴィヌム2018」で3.5星、「ゴーミヨドイツワインガイド2018」で3房。ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2018」に、★★→★★★で掲載。スチュワート ピゴット「ザ ワイン アトラス オブ ジャーマニー」掲載。 V.D.P.

Data

歴史 1991年 趣味でワイン造りを開始。
1995年 州営ラインガウ醸造所に勤務。かつてのシュタインベルガーの栄光を復活させる。
2002年9月 正式にケラーマイスターとして、全工程を任される。
2004年9月 州営ラインガウ醸造所を辞め、自分のワイン造りに専念。
2005年 VDPへの加入が認められた。
オーナー フレート プリンツ : 1970年生まれ。

フローラン プリンツ : 息子。「息子のフローランがワインナリーを継ぎたいと言ってくれた。畑での作業が好きで、収穫時期にはワイングートに来て手伝ってくれる。小さい時から畑に行きたがる子供だった。」とフレートは話していました。
葡萄園 9ha  ユングファー3.5ha、ヘンデルベルグ3.5ha、シェーンヘル1.5ha、フリューベルク0.5ha
91%リースリング、7%シュペートブルグンダー、2%ソーヴィニヨン ブラン
栽培 畑作業を全て手作業に変えた。コストアップだが、全ては畑で良い葡萄を造るため。
カビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼは、畑の区画によって分けており、いつも狙って畑作業の段階からその等級のワインを造る。古くからユンクファーとして認められていた畑は、シュペートレーゼに用いる。
2009年から糖度計は使用していない。種が、緑色から茶色に熟していることが大事。
2009年からオーガニック農法。’13VTよりユーロリーフ表示(オーガニック)。マーケティングのためではなく、品質向上のため。  
農薬は禁止。ウイキョウやオレンジのオイル、ベーキングパウダーを畑にまくことで、木が免疫力をつける。
ワイン造りの物語 生産者訪問ブログ(2017)

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