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シャトー デ デサールにて研修レポート<後編>(石川県金沢市 株式会社田鶴酒店  田鶴 浩康)

シャトー デ ゼサールでは48ヘクタールの畑を所有していますが、畑や畑に行く道の所々に石灰質の石が沢山ありました。地層にも沢山の石灰質の石があり、粘土質の土壌と混じっていました。パスカルさんはシャトー デ ゼサールのテロワールの一つと言っていました。



シャトー デ ゼサールには直売所もあります。
ここにはパスカルさんが来日セミナーを行った時のポスターもありました。


写真は酵母をお湯とかき混ぜる作業です。約45℃のお湯を使って、お湯の上に撒き、約20分後に混ぜてしばらく放置し、またかき混ぜます。これを何度か繰り返すと、写真のようにフワフワの状態になります。出来た酵母を計量してポンプを使いステンレスタンクの上蓋から投入しました。


10月中頃の午前6時30分頃あさまづめです。畑から綺麗な一面が広がり驚きました。このような写真が撮れるのは、珍しいと言われました。


10月25日にシャトー デ ゼサールさんでの研修が終わりました。研修が終わる少し前にベルジュラックのレストランに連れて行ってもらいました。その時、パスカルさんに「アダージョとセメンタルのエチケットにはChateau des EyssardsとBergeracが表示されてないのはなぜですか?」という質問をしました。答えは、「近くのボルドーワインに対抗するためだ。私たちのワインはボルドーに匹敵する品質がある。しかし、ベルジュラックはボルドーと比べると、まだまだ低価格ワイン産地のイメージが払えていない。だから、セメンタルやアダージョのような上級キュヴェは、産地を表記せずにブランドで知ってもらえることが目的なんだ。」もっとブランドイメージをアップさせたいというパスカルさんの想いが伝わってきました。
その後12月20日にパリからシャトー デ ゼサールに1日だけ戻りました。この時に地方鉄道がストライキだった為にバスで移動しました。その結果、到着するのに8時間半かかりました。到着してすぐに発酵が終わった全てのステンレスタンクと樽の中に入った出来立てのワインを試飲させて貰いました。5年ぶりに造られたセメンタルは力強く驚きました。

9月の上旬から最初は2週間との研修との約束でしたので、最初から全力で研修を受けていました。途中からもっと深く葡萄栽培とワイン造りを勉強して、テロワールに触れたいパスカルさんにお願いして研修期間を延ばして頂きました。気が付いたら約10週間も受け入れてもらいました。パスカルさんファミリーと従業員の人たちは人柄も良くて毎日がとても楽しく、期間中あっという間に時間が過ぎて行きました。シャトー デ セザールの従業員と一緒に生活し、ワイン造りを体験出来た事は株式会社稲葉様のおかげであり、今後のワイン販売に大変役立つ体験をさせて頂きました。お客様にシャトー デ セザールのワインを説明し販売すると喜びを感じます。
稲葉社長様、社員の皆様に対して厚く御礼申し上げます。
今後とも末永いお付き合いを宜しくお願いいたします。

石川県金沢市 株式会社 田鶴酒店
田鶴 浩康

2020年7月

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