ソーヴィニヨン　ブラン　クーベーアー　トロッケン｜イタリアやフランスで熟成された品質の高い、世界のワイン情報をご紹介します。

2004年に植樹した、ハルガルテナー　ユングファーにある畑からの葡萄を使用しています。砂利と珪岩を多く含むレス（黄土）とローム質土壌、斜度15％の東南向きです。葡萄樹は厳しく剪定を行い、6～7月にかけては風通しを良くし、健全な葡萄が実るように、葉落としや不要な枝を取り除く作業を行ないます。プリンツは、「葉っぱやピーマンのにおいは嫌い」と話しており、葡萄の実が完全に熟して黄金色になり、集約されて熟した果実のフレイバーを持つようになるまで待ってから、遅めの収穫をします。注意深く全房プレスします。発酵はステンレスタンクを使用し、葡萄の果皮についている天然酵母で発酵をスタートします。瓶詰の10～14日前まで、澱とともに最低3～4ヶ月熟成させます。瓶詰前に、1回だけフィルターを通します。ふわりとした甘さの中に、しっかりとミネラルが感じられます。「酸の低い白ワインがあるということが重要」とプリンツは話しています。また、生産量は、1,000～2,000本の間で、「売るというより、分けるという商品」ともプリンツは話しています。