ケンティア｜イタリアやフランスで熟成された品質の高い、世界のワイン情報をご紹介します。

「ケンティア」とは、ラベルに描かれているヤシの一種です。畑の土壌は、砂質花崗岩が主体、石灰岩と粘土の混ざる組成となっています。ミネラルが豊富で痩せた土壌は、葡萄の栽培にたいへん適しています。仕立てはダブル　ギヨー、植密度2,200本/ha。収穫は手摘みで行います。収量は1ha当たり7トンに抑えています。収穫した葡萄は、ニューマティックプレスでやわらかく圧搾した後、すぐにステンレスタンクに入れ、16度以下にコントロールしながら発酵させます。マロラクティック発酵はさせません。澱とともにタンクで2～3ヶ月寝かせています。清澄はせず、ろ過のみを行います。マイナス3度で7～8日酒石落としをします。少しグリーンがかった淡い麦わら色。メロンや洋梨、桃、トロピカルフルーツなどのはちきれんばかりのアロマとフレイバー。かすかにハーブのニュアンスがあります。心地よいミネラルとフレッシュな酸があり、とてもバランスのとれたエレガントな味わいです。