生産者情報 ―producer―

ジャン ポール エ ブノワ ドロワン

  • フランス
  • シャブリ

たくさんのスタイルのワインを造っているから、ひとつに集中して好きになってもらうわけにはいかない。

ドメーヌは、シャブリの中心地を流れるスラン川を渡ってすぐのところにあります。ドメーヌの目の前には、まるでドロワンのためにあるかのようにレ クロの畑が広がっています。
ブノワ ドロワン(14代目)は、とてもエネルギッシュで、ボーヌの醸造学校で5年、ディジョン大学で2年、卒業後はドメーヌ ラロシュとドメーヌ ヴァンサン ドーヴィサで研修しました。’99年に新しいドメーヌになってから、父ジャン ポール(13代目)と一緒に働き始めました。ブノワの考えでニューマティックワインプレスを導入してから、果実味を生かし、畑の特徴をより引き出すようになりました。樽を使い過ぎない、典型的なニュージェネレーションスタイルです。以前はフィルターをかけてすぐ瓶詰めしていましたが、現在は2ヶ月休ませてから9月頃にすべてのランクを1回で瓶詰めするようにしました。他の生産者のように酒石をとるために0度以下にするといった余計な刺激を与えることはせず、4~5度で長時間置いてゆっくり取り除きます。多くの評論家がこれらの変化を絶賛しています。ドロワンのシャブリは、畑ごとに明確に特徴の差があり、ブノワ自身もそれを意識してワイン造りをし、その差を楽しんでもらおうとしています。

〈評価〉
「レ メイユール ヴァン ド フランス2018」で3つ星生産者(最高評価)。※シャブリ・オーセロワ地区で最高評価を獲得しているのは、ドロワンを含め3生産者のみ。

Data

歴史 1620年  葡萄栽培を始める
1698年  ジャン ドロワンがワインと蒸留酒造り、樽の製造を開始
1791年  ジャン ボニファス ドロワンが数区画の畑の所有者となる
1866年  ナポレオン三世がオーセロワを訪問した際、ワインを献上。銀のタストヴァンを授けられる
1923年  ジャン ポールの曽祖父にあたるルイ ドロワンがシャブリ生産者組合長に選ばれる
1965年  ジャン ポールが、父ポール、祖父マルセルと共に働き始める
1999年  ブノワがワイン造りに参加。現在、ワイン造りの責任者となる
オーナー ブノワ ドロワン (1975年生): 14代目。ボーヌの醸造学校で5年、ディジョン大学で2年学ぶ。ラロッシュ、ドーヴィサで研修。
葡萄園 26.5ha:プティ シャブリ1.5ha、シャブリ 10ha、プルミエ クリュ(8区画) 11ha、グラン クリュ(5区画) 4ha

<ブノワの考える畑の特徴>
~プルミエ クリュ~
フルショーム:すごく大きなボディ。リッチでエレガント
ヴォーロラン:フリント(火打石)やシレックスの香り。長熟タイプ。
モンテ ド トネール:ヴァイヨンと似ていて、ボディがある。より高いミネラルがある。
モン ド ミリュ:フローラル、ピーチ、梨。
ヴァイヨン:ミネラル+力強い。
モンマン:ミネラルと力強さ、ヴァイヨンにリッチさが加わる。
ヴォグロ:力強い。

~グラン クリュ~
ヴァルミュール:リッチでふくよかな果実味。
グルヌイユ:飲みやすく包容力のあるワイン。ブランショよりは丸みがあり、よりリッチで集約がある。
ヴォーデジール:ミネラルと果実味、ヴァルミュールより繊細。
レ クロ:強いミネラルを感じる。クラシックな味わい。ヴァルミールより強く、グルヌイユよりエレガント。
ブランショ:フィネスとミネラル。
栽培 除草剤等として化学薬品を使わない。
草を生やし葡萄の根にストレスを与え生産量を減らす。草を掘り返すことによって、オーガニックな肥料も必要なくなる。
ワイン造りの物語 『先日、雑誌「ルヴュ ド ヴァン ド フランス」の試飲スタッフが来た時に、興味深い試飲をした。抜栓、1日目、2日目、3日目を飲み比べたが、全て3日目の(抜栓後時間がたった)ワインがおいしかった。多くの人は、白ワインは早く飲まなければならないと思っている。しかし実は適切な温度で時間を置いてから飲んだ方がより良くなる。ブルゴーニュのワインは特にそうであると言える。もちろんフルーティなワインはすぐに飲むべきでだが、テロワールを重視したシャブリのようなワインは酸化を好むことが多い。』(2013年訪問)

生産者訪問ブログ(2017)

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