生産者情報

フィリップ ドゥシェルPhilippe Dechelle

1902年設立のヴァレ ド ラ マルヌのレコルタン マニピュラン

澱と共に36ヶ月以上熟成させる、繊細で複雑な味わいのシャンパーニュ

 

フィリップ ドゥシェル
フィリップ ドゥシェル
フィリップ ドゥシェル
フィリップ ドゥシェル
フィリップ ドゥシェル
フィリップ ドゥシェル
フィリップ ドゥシェル

生産者情報

フランス
地域 シャンパーニュ
歴史

1982年 フィリップが協同組合から独立、シャンパーニュ メゾンを設立

オーナー

フィリップ ドゥシェル

ヴァンサン : 息子

クララ : 娘

葡萄園

自家畑9ha  栽培品種は、シャルドネ、ピノ ノワール、ムニエ

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1902年設立のヴァレ ド ラ マルヌのレコルタン マニピュラン

フィリップ ドゥシェルは、ヴァレ ド ラ マルヌ西側、シャトー ティエリにほど近いブラル(Brasles)に、1982年に設立された家族経営の生産者です。古くは1902年から現在に至るまで、この土地に根差したワイン造りを続けて来ました。フィリップが1982年に協同組合から独立し、シャンパーニュ メゾン「フィリップ ドゥシェル」を設立しました。また、それに伴って、新たに所有する畑を増やしていきました。現在では9haの葡萄畑を所有しています。生産するワインはすべて自家畑の葡萄のみのRM(レコルタン マニピュラン)です。フィリップは子供の頃、フィロキセラで荒廃したシャンパーニュ地方の葡萄畑を復活させた、葡萄栽培の名手である祖父の仕事に魅了されていました。彼は偉大な祖父から、テロワールに対する深い知識や様々な技術を学びました。独立後、40年間にわたり、独学で生産者としての人生を歩み、自然を観察し、自身の常識に基づいて決断を下してきました。「ワイン造りにおける選択は、100%自立していて、規則などに縛られるのではなく、自分で考えることが出来るというのが好きです。硫黄を出来る限り使用しないのは、オーガニックのラベル云々に関係はなく、私たちのワインにとってそれがベストだからです」とフィリップは話します。メゾンは現在、フィリップの子供たちであるヴァンサンとクララへと世代交代が行われています。クララは、メゾンを象徴する新しいキュヴェ「ヌード」の生産を開始するなど、フィリップ ドゥシェルに新たな風を吹き込んでいます。

 

最高の葡萄のみを厳選し、澱と共に36ヶ月以上熟成させる

繊細で複雑な味わいのシャンパーニュ

全てのワインは最高の葡萄の果汁のみを厳選して造られており、繊細かつ複雑な味わいを表現しています。また、畑では自然環境に配慮し、オーガニックに相当する方法で栽培を行なっています。栽培する葡萄品種は、シャルドネ、ピノ ノワール、ムニエの3種類で、特にシャルドネに注力しており、全体の40%がシャルドネです。収穫は1996年以来、毎年同じ熟練の収穫人がチームに加わり、ベストな葡萄だけを選別しています。収穫した葡萄はすぐに圧搾し、一番搾りの果汁(キュヴェ)のみを使用します。ベースワインが完成したら、家族でブレンド作業を行い、最適な配合を決め、5月に瓶詰め(ティラージュ)を行います。また、熟成期間はシャンパーニュの規定である15ヶ月より長く、最低36ヶ月熟成させることで、芳醇な香りと複雑な味わいを持つシャンパーニュになります。