生産者情報 ―producer―

ドメーヌ ベル

  • フランス
  • コート デュ ローヌ

クローズ エルミタージュのキー プレイヤー(重要人物)

「異なる土壌がキャラクターを造る」  ドメーヌ ベルは、クローズ エルミタージュの中でも素晴らしい赤ワインが生まれるラルナージュにあります。この地域は、1600年代には、既に葡萄が栽培されていました。現在所有する畑は、4つの異なる土壌を持ち、同じ葡萄品種ながら違ったキャラクターを持つワインを造り出しています。
「徹底した温度管理」  ベルを訪問して驚かされたのは、徹底して温度管理してワイン造りをしているということです。葡萄の温度から、発酵、熟成にいたるまで、全てにおいて冷却しています。発酵時には中や外に水が流れる冷却タンクを使用したり、樽を使う場合は周りを9度まで下げることでモストを16度まで下げたりといった具合です。熟成も12度に温度管理したセラーで行います。分厚い扉が付いており、部屋に入ると外気が流れ込んだのを機械が感知して、エアコンが自動的に稼動するといった具合です。
「コールドマセラシオン」  フィリップ ベル自身の言葉として「我々の特徴はコールドマセラシオンにある。クーリングにはふたつのタイプがあり、外から冷やすタイプと中から冷やすタイプ。前者はタンクの表面を水が流れる方式。後者は、タンクの中に平たい板が動くようになっており、その中を水が走るというもの。この装置により、発酵の温度を調整する。」

<評価>
評価 ロバート パーカー Jr.「バイヤーズガイド」で、エルミタージュとクローズ エルミタージュの4ッ星生産者として紹介されている。ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2019」に、エルミタージュとクローズ エルミタージュのトップ生産者として掲載されている。

「フィリップ・ベルがラルナージュにある25ヘクタールの広大なドメーヌを指揮している。2002年よりリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用し、2008年にはビオロジック農法を初めて試みた。もしこの試みが決定的なものとなれば、2002年の難しいヴィンテージ以降手摘みで行っている収穫に次いで、今度はドメーヌすべてがビオロジック農法で栽培されることになる。そしてこの農法の採用が、フィリップ・ベルにワインの品質大いなる向上をもたらすことになろう。ワインはすべてオーク樽で醸造するが、木の香りがワインに影響を与え過ぎぬよう、六つの異なるトヌリエ(樽製造業者)と、二つの異なる産地の樽を使用する。」  ベタンヌ&ドゥソーヴ「フランスワイン格付け」

Data

歴史 1933年  葡萄栽培を得意としたルイ ベルは、タン エルミタージュの組合の創設メンバ―の一人となる。
1970年代 アルベールが引き継ぐ。自身と友人のためにワインを造り始める。
1990年 醸造学を勉強した息子フィリップが戻ったのを機に、ドメーヌを立ち上げる。新しいワイナリーを建て、畑を拡張する。      
2003年 アルベールが引退。
2006年 新たな畑を購入。
2007年 ワイナリーを近代化する。
オーナー フィリップ ベル : ボーヌで醸造学を学ぶ
葡萄園 25ha  3つのA.O.C. : クローズ エルミタージュ、エルミタージュ、サン ジョセフ
6つのコミューン : ラルナージュ、クローズ エルミタージュ、タン レルミタージュ、ポン ド リゼール、メルキュロル、トゥルノン
栽培 2002年からリュット レゾネ  
2008年からビオロジックによる栽培を試みる  肥料はオーガニック
ワイン造りの物語 訪問した際に、ベルのセラーはとても清潔に保たれていました。生真面目なフィリップの性格がはっきりと表れているような気がしました。

ドメーヌ ベルのワイン一覧
取り扱いワイン

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