生産者情報 ―producer―

ビーニャ トレス パラシオス

  • チリ
  • マイポ ヴァレー

設立からまもなく注目を集め、主要な国際コンクールで多数受賞

マイポ ヴァレーの西側に位置するチョルキ渓谷の中にあります。マイポ川から南に9㎞、周りは海岸山脈に囲まれ、東側には海岸山脈の中でも最も高い山のひとつ、オルコン デ ピエドラ山がそびえています。また、西は太平洋から30㎞に位置し、海と山に囲まれた場所にあるため、夏場は海と山からの冷涼な風が畑を吹き抜けます。この恵まれた地理的条件のおかげで、畑の気温は暑くなりすぎることなく、葡萄はゆっくりと完熟することが出来ます。チョルキ渓谷は、昼夜の寒暖差が激しく、この気温の変化が、葡萄に豊かなアロマをもたらしてくれます。また、火山由来の堆積土壌は、チリのセントラル ヴァレーの中でも他とは異なるテロワールを持っており、これがパラシオスのワインに独自性を与えるとともに、やわらかでエレガントな味わいをもたらします。
セラーは、醸造の効率を考え、畑の中心に建てられています。畑の区画ごとの仕込み、また葡萄の持つ可能性を最大限に引き出すための革新的な手法を実践できるように、様々なサイズのステンレスタンクを完備しています。また、セラーには、質の高いワイン醸造のために必要な性能をすべて備えた最新式の設備があります。また、セラーの中には約800個の樽を貯蔵することのできるバレルルーム、および熟成庫があります。ワイン造りの哲学は、葡萄そのものを尊重し、畑の個性が表現されたワインにすることです。醸造の際は、葡萄の抽出をしすぎないようにし、丸みがあり、調和のとれた味わいのワインを目指しています。熟成用の樽は、すべてフレンチオークの樽を使います。フレンチオークは、果実味を隠すことなく、ワインに複雑さを与えてくれると考えています。
トレス パラシオスのワインのスタイルは熟していて、まろやか、バランスがとれていて、常に樽よりも果実味が全面に出た味わいをしています。それぞれの品種は、チョルキ渓谷の畑の素晴らしいテロワールを忠実に反映したものになるように心がけています。
設立から間もなく、注目を集めるようになり、主要な国際ワインコンクールで多数受賞をするようになりました。

Data

歴史 祖父はワイン造りをしていたが、父は継がなかった。
パトリシオは、別の場所でワイン造りをしていたが、テロワールが良くなく、品質の良いワインは出来なかった。
1996年 チョルキ渓谷に優れたテロワールの畑を見つけ、設立。当初は25ha。
オーナー パトリシオ パラシオス、マリア イネス コバルビアス夫妻
葡萄園 100ha 全て自社畑。
栽培 環境に配慮したマネージメント。肥料、除草剤、病害への対策には化学的なものは使用せず、オーガニックなもので対応。認証はない。
ワイン造りの物語 生産者ブログ(2018)

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