ロッカ デイ モリ
熟成できるワイン造りがモットー。ボトル熟成によって、より集約し、風味が発展、タンニンも柔らかくなっています。
「家族経営のワイナリー」 D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ ディ レッチェにある全くの家族経営の生産者です。現在、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に7名のスタッフで運営しています。
その年の作柄によって、造るアイテムを変えています。良いヴィンテージにしか上のクラスのワインは造りません。
「重さではなく、畑の面積で葡萄を買い取り」 契約農家からは、単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取っています。葡萄は1本の枝に2~3房しか付けません。収穫は、夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。
「熟成可能なプーリアワイン」 ロッカ デイ モリのワインの特徴のひとつが、新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、またワインの熟成がゆっくり進んでいるように感じられることです。熟成させて売ることはお金のかかることですが、ボトル熟成が重要だと思っているので、通常の5~10倍もする価格のコルクを使っています。コルクの色が良くないのは、漂白をしないためです。それも自分達を表現する方法のひとつだと考えています。「長いコルクは印象的でしょう?!」 長い発酵、熟成によっていろいろな力を溜め込むので、それをフィルターで除去することはしたくないと考えています。
「名前の意味」 ロッカ デイ モリ とは「トルコ人の大きな石」という意味で、オスマントルコが攻めて来た際の首切り台の石のこと。ブリアコやウイリエーザは、父親の代からつくっているワインで、名前とデザインはユーゴスラビアの人に頼んだもので、今となっては意味は誰も知りません。
その年の作柄によって、造るアイテムを変えています。良いヴィンテージにしか上のクラスのワインは造りません。
「重さではなく、畑の面積で葡萄を買い取り」 契約農家からは、単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取っています。葡萄は1本の枝に2~3房しか付けません。収穫は、夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。
「熟成可能なプーリアワイン」 ロッカ デイ モリのワインの特徴のひとつが、新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、またワインの熟成がゆっくり進んでいるように感じられることです。熟成させて売ることはお金のかかることですが、ボトル熟成が重要だと思っているので、通常の5~10倍もする価格のコルクを使っています。コルクの色が良くないのは、漂白をしないためです。それも自分達を表現する方法のひとつだと考えています。「長いコルクは印象的でしょう?!」 長い発酵、熟成によっていろいろな力を溜め込むので、それをフィルターで除去することはしたくないと考えています。
「名前の意味」 ロッカ デイ モリ とは「トルコ人の大きな石」という意味で、オスマントルコが攻めて来た際の首切り台の石のこと。ブリアコやウイリエーザは、父親の代からつくっているワインで、名前とデザインはユーゴスラビアの人に頼んだもので、今となっては意味は誰も知りません。
歴史 | 1870年 ノエ アポロニオが設立 二代目マルチェッロが施設を新設、畑をおこす 1960年 三代目サルヴァトーレが会社を設立 1975年 元詰め開始、自社ブランドラベルを使用 1995年 葡萄園を増やし、最新技術を導入。世界中へ輸出を開始。 |
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オーナー | マルチェッロ アポロニオ : 兄。社長(1964年生)4代目。 マッシミリアーノ アポロニオ : 弟。エノロゴ。(1971生)4代目。南イタリア エノロゴ協会の会長。 マルコ プリオーリ : エノロゴ。ペルージャ大学卒 パンクラッチオ、エリオ リッツォ : アグロノミスト。契約畑のコンサルタントもする。 |
葡萄園 | 50ha (35%がコペルティーノ、25%がスクインツァーノ)+ 80ha契約農家からの買い取り葡萄 |
栽培 | 農薬は雨の多い年だけ使用 |
ワイン造りの物語 | ロッカ デイ モリのワイン一覧 |
取り扱いワイン |
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<兄弟2人で成長してきた>2009年訪問時
1995年、父サルヴァトーレが亡くなり、マルチェロとマッシミリアーノの兄弟がワイナリーを引き継ぎました。マッシミリアーノは当時24歳。アポロニオを支えるエノロゴにならなければなりませんでした。
彼は小さいころ、誰からも将来のことを言われずに育ちましたが、自然とエノロゴになりました。父の生前、マッシミリアーノはピエモンテやヴェネトで研修を受けており、兄は経営を勉強していました。父が伝授してくれたことは、良い品質のワインを造るためには為には、まず良いブドウを育てることです。その後父がなくなってからは誰にも習わず、ほぼ独学でワイン造りをしてきました。
父の代はドイツ、スイス、そしてイタリア国内に販売していましたが、95年から兄弟2人でアメリカとイギリスの市場を開拓していきました。 -
<来日セミナーレポート>
良年だけに造られるロッカ デイ モリのワイン造りと熟成可能なプーリアワインについて迫った、貴重なセミナーレポートです。
※価格・ヴィンテージ・在庫は2018年2月時点のものです。
来日レポート(2018年2月)