





| 国 | イタリア |
|---|---|
| 地域 | フリウリ ヴェネツィア ジューリア |
| オーナー | フェデリコ ルーカ |
| 葡萄園 | 12ha 樹齢は若いもので約30年、古いものになると120年を超えるものも存在。 |
年間生産本数が約25,000本の小規模ワイナリー
ロンク ダイ ルキースはフリウリ ヴェネツィア ジューリア州ウーディネ県の小さなコムーネ、ファエディス(人口約2,800人)に拠点を置く家族経営の小規模ワイナリーです。「ロンク」はフリウリ語で丘を指し、“ロンク ダイ ルキース” は「デ ルーカ(De Luca)家の葡萄畑のある丘」を意味します。
デ ルーカ家は250年以上にわたり同じ土地で栽培に従事し、地元との絆を深めてきました。ワイナリーはアンセルモ デ ルーカによって設立され、息子のエンニ、そして孫のフェデリコによって受け継がれています。1997年から自家ボトリングを始めました。2013年より3代目のフェデリコ デ ルーカが中心となり、家族と共に葡萄栽培、醸造を行っています。現在、年間生産本数は25,000本で、最新の技術と伝統的な醸造方法を融合させてワイン造りを行っています。
120年を超える樹齢の葡萄樹も存在する畑
葡萄畑は全体で12ha、その大部分が南向きの斜面に位置しています。セラーの周辺に段々畑が蛇行するように広がっています。樹齢は若いもので約30年、古いものになると125年を超えるものもあります。レフォスコ ディ ファエディスやフリウラーノ、ヴェルドゥッツォ、ピコリットに加え、メルロ、カベルネ フラン、カベルネ ソーヴィニヨンなどの国際品種の栽培を行っています。畑に除草剤は使用せず、草を刈り取ります。畑の肥料は家畜の糞を利用した堆肥を使っています。
ワイン造りの哲学
「ロンク ダイ ルキースの哲学は土壌、葡萄の木、それらを取り巻く環境全体の特性を可能な限り保つことです。葡萄畑とオリーブや果物畑、森や林が交互に広がり、動植物が共存しています。この管理方法によって葡萄が今日まで長く生き延びることが出来ています。一方、醸造における哲学はとてもシンプルですが簡単という訳ではありません。葡萄が私たちに与えてくれるものを変えることなく、また歪めたりすることなく、寄り添うことに重点を置いています。土地の特徴、ヴィンテージの個性を表現されるように最小限の介入に留めることで、数年経過した後でもグラスの中で魅力を堪能できるようにしています。我々家族の自然に対する飽くなき情熱、自然が毎年私たちに与えてくれる恵みのおかげで自分達の哲学を追求することが出来るのです」とフェデリコは語ります。
スローフード協会が出版する、環境への配慮、土地の個性、生物多様性を重視し、有機栽培や持続可能な生産手法を採用する約2,000軒のワイナリーを評価・紹介したワインガイド「スロー ワイン」2025年版にて、次のように紹介されています。
「このワイナリーの今日までの歩みはデ ルーカ家の歴史と深く結びついています。農家としてのデ ルーカ家の歴史は時と共に変化しながらも、今日に至るまで様々な作物を栽培し続けていますが、これは現代のワイン業界において稀有なことです。フェデリコ デ ルーカはその土地に影響を及ぼすような情熱を持っており、葡萄品種レフォスコ ディ ファエディスと同名のサブゾーンの価値を高める最前線に立ち、古来のリンゴの品種や、自身のオリーブ畑はビアンケラ種を栽培し、伝統を守り続けている」