ナルス マルグライド
北から南まで100kmに14のエリアで畑が点在。個人生産者に近い生産者組合
ナルス マルグライドはイタリア最北のワイン生産地、南チロルのアルト アディジェの生産者組合です。名前は二つのナルス村とマルグライド村から出来ています。
「南北100kmの間の14の栽培エリアに、異なる土壌、日照、気候条件」 アルト アディジェ北部、ボルツァーノとメラーノの間に位置する小さな村ナルスから南部のマルグライドまで約150haの畑があり、140の栽培農家がそのエリアの土壌、気候条件に最も適した葡萄品種を栽培しています。北から南まで100kmの間に14の栽培エリアがあり、それぞれのエリアに異なる土壌、日照、気候条件があります。ナルス マルグライドの強みは、それぞれのワインに対してベストのエリアの葡萄を選び、ワインを造れることです。エリア別、区画別に分けて醸造するための、150もの発酵用ステンレスタンクがあります。これがトップクラスの品質を誇る理由です。
「栽培農家に、年間を通じ毎週開催する勉強会で指導」 各栽培農家は年間を通じ、毎週開催される勉強会で指導を受けます。指示は詳細で、例えば冬の剪定の際には、はさみを入れる角度にまで決まりがあります。また、畑の専門家が実際に訪問し、作業が正しく行われているかチェックします。農家は毎日作業記録の作成の義務を負います。作業に間違いがあった場合、農家はペナルティを負います。
「アルト アディジェの個性、クリュごとの個性、土壌の特徴やテロワールに合わせた品種ごとの個性があるものを造っていきたい」とゴッドフリードは話していました。
<評価>
ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2019」で、★★→★★★。
「ナレッスとマグレという離れた2つの生産者協同組合が合併したことにより、現在ハイリンゲンベルグ通りにあるこの生産者協同組合はボルツァーノ県の重要なブドウ産地全てにブドウ畑を持つことができた。それぞれの品種は最も適した地区に植えられ、一流のブドウはハラルド・シュラフルにより醸造され、真価を発揮する。」 「ガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2018」より
「南北100kmの間の14の栽培エリアに、異なる土壌、日照、気候条件」 アルト アディジェ北部、ボルツァーノとメラーノの間に位置する小さな村ナルスから南部のマルグライドまで約150haの畑があり、140の栽培農家がそのエリアの土壌、気候条件に最も適した葡萄品種を栽培しています。北から南まで100kmの間に14の栽培エリアがあり、それぞれのエリアに異なる土壌、日照、気候条件があります。ナルス マルグライドの強みは、それぞれのワインに対してベストのエリアの葡萄を選び、ワインを造れることです。エリア別、区画別に分けて醸造するための、150もの発酵用ステンレスタンクがあります。これがトップクラスの品質を誇る理由です。
「栽培農家に、年間を通じ毎週開催する勉強会で指導」 各栽培農家は年間を通じ、毎週開催される勉強会で指導を受けます。指示は詳細で、例えば冬の剪定の際には、はさみを入れる角度にまで決まりがあります。また、畑の専門家が実際に訪問し、作業が正しく行われているかチェックします。農家は毎日作業記録の作成の義務を負います。作業に間違いがあった場合、農家はペナルティを負います。
「アルト アディジェの個性、クリュごとの個性、土壌の特徴やテロワールに合わせた品種ごとの個性があるものを造っていきたい」とゴッドフリードは話していました。
<評価>
ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2019」で、★★→★★★。
「ナレッスとマグレという離れた2つの生産者協同組合が合併したことにより、現在ハイリンゲンベルグ通りにあるこの生産者協同組合はボルツァーノ県の重要なブドウ産地全てにブドウ畑を持つことができた。それぞれの品種は最も適した地区に植えられ、一流のブドウはハラルド・シュラフルにより醸造され、真価を発揮する。」 「ガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2018」より
歴史 | 400年前から続くワイナリー 1932年 ナルス マルグライド設立 現在、128の会員、165haの畑。各会員とは毎年契約を更新 |
---|---|
オーナー | ヴァルター シュヴァルツ ゴットフリード ポリンガー(写真の男性):マネージャー ディレクター。ナルス マルグライドを統括するポジションであり、ワイン造りに対する確固たる意志を持つ人物。 アグロノミストが3名います。毎週月曜日の勉強会で、週単位の細かい指示を栽培農家へ出します。また、月1回は畑をまわって、作業をチェックします。収穫の際はアグロノミストがデータを元に、前日連絡します。納品時間を指示。収穫は午前11時までに終了します。 |
葡萄園 | 約150ha 全て斜面で、水はけが良い。 <葡萄品種を選択する際の要因> Ⅰ.気候 北部 大陸性気候 日夜の寒暖差があり、よい酸が出来るので、白品種向き。 南部 地中海性気候 温暖なので、赤品種向き。 Ⅱ.標高 ピノ ブラン 一番高い800~900m 順に下へピノ グリ、シャルドネ と植えられている。 Ⅲ.土壌 ドロマイト(苦灰石) フレッシュさが生まれる ポーフィリー(斑岩) 豊富で良質なミネラル。 |
栽培 | 化学的なものは一切使用せず、ほとんどの農家はビオロジック栽培です。ビオディナミに転換しようと思えば可能。しかし、申請のため複雑で多大な労力がかかること、温暖化による天候不順への緊急な対応の余地を残しておきたいということ、ワインの品質が重要で「認証」によるマーケティングの方針は持たないこと、などの理由から認証の取得はしていません。 |
ワイン造りの物語 | ナルス マルグライドのワイン一覧 |
取り扱いワイン |
---|
-
<グラヴィティー フロー(重力を利用)による最新式のセラー>
現在あるセラーは2011年に完成しました。最新の技術を導入したモダンなセラーです。重力を利用したグラヴィティ フローによるワイン醸造が出来るよう、斜面に建てられています。これによって、葡萄や果汁をポンプで吸い上げて、タンクへ送るというようなワインに負担を与える作業をしなくてよくなります。エリアごと、区画ごとに分けて醸造するため、150もの発酵用ステンレスタンクがあります。発酵が終わってから、「クラシック」と「クリュ」に使うキュヴェを選別します。 -
-
<ナルスマルグライドの強み>
北部のナルス村から南部のマルグライド村まで約150haの畑があり、140の栽培農家がそのエリアの土壌、気候条件に最も適した葡萄品種を栽培しています。北から南まで100kmの間に14の栽培エリアがあり、それぞれのエリアに異なる土壌、日照、気候条件があります。ナルス マルグライドの強みは、それぞれのワインに対してベストのエリアの葡萄を選び、ワインを造れることです。