カール ファフマン
目指すのは品種の特性を出した、インターナショナルなスタイル。でもファルツらしさも忘れません。
「品種の特性を出した、インターナショナルなスタイルを目指しています」 しかし、ファルツらしさも忘れないようにしています。
土壌、日差し、マーケットの需要により植える品種を決めています。多くの葡萄品種を栽培しているのは、天候により全滅するリスクを避けるためでもあります。早めに剪定作業を行い、切り落とした枝を有機肥料としています。また、地中の水分を調節するため、樹と樹の間に特別な草を生やしています。
「購入農家とは面積単位で契約」 ほとんどのワインは自家畑の葡萄を使用しますが、一部、他の栽培農家から葡萄を購入しています。畑の面積での契約をし、収穫はファフマンが行います。このような契約の形態を取っているのは、色々な品種を栽培出来るなど、柔軟にワイン
が造れるからです。考え方や価値観を理解し共有できる人にしか頼んでいないので、思った品質の葡萄を造ってもらえています。
「オゾン水を使った瓶詰システムを導入」 地下5mの位置にワイン倉庫があります。倉庫の上にはソーラーパネルがあります。夏でも17度で、20度以上にはなりません。倉庫内は、カビへの対策もしています。2013年から最新のボトリングシステムを導入。オゾン水を使って清掃を行うことで、ボトル内の空気がきれいになり、バクテリアが発生しなくなります。また、白ワインをボトリングする際には、二酸化炭素を注入して、酸化を防ぎ、よりフレッシュな状態を保ちます。
「直売所でじかに消費者の声を把握」 販売先は、国内が45%、輸出が45%、直売所が10%です。直売所に買いに来る人達は品質に敏感なので、消費者の意見をダイレクトに聞くことが出来、また注意深く観察してマーケットを把握する参考にしています。
<評価>
「ヴィヌム2019」で3ッ星、「ゴーミヨドイツワインガイド2019」で3房、「アインヒェルマン2019」で3星。2013年と2014年のラインラント プファルツ州の品評会で、出品したすべてのワインの総合平均の高いワイングートに与えられる「Staatsehrenpreis スターツエーレンプライズ(特別栄誉賞)」を受賞。「ファインシュメッカー」で、2014ドイツNO.1生産者のひとつに選出。
土壌、日差し、マーケットの需要により植える品種を決めています。多くの葡萄品種を栽培しているのは、天候により全滅するリスクを避けるためでもあります。早めに剪定作業を行い、切り落とした枝を有機肥料としています。また、地中の水分を調節するため、樹と樹の間に特別な草を生やしています。
「購入農家とは面積単位で契約」 ほとんどのワインは自家畑の葡萄を使用しますが、一部、他の栽培農家から葡萄を購入しています。畑の面積での契約をし、収穫はファフマンが行います。このような契約の形態を取っているのは、色々な品種を栽培出来るなど、柔軟にワイン
が造れるからです。考え方や価値観を理解し共有できる人にしか頼んでいないので、思った品質の葡萄を造ってもらえています。
「オゾン水を使った瓶詰システムを導入」 地下5mの位置にワイン倉庫があります。倉庫の上にはソーラーパネルがあります。夏でも17度で、20度以上にはなりません。倉庫内は、カビへの対策もしています。2013年から最新のボトリングシステムを導入。オゾン水を使って清掃を行うことで、ボトル内の空気がきれいになり、バクテリアが発生しなくなります。また、白ワインをボトリングする際には、二酸化炭素を注入して、酸化を防ぎ、よりフレッシュな状態を保ちます。
「直売所でじかに消費者の声を把握」 販売先は、国内が45%、輸出が45%、直売所が10%です。直売所に買いに来る人達は品質に敏感なので、消費者の意見をダイレクトに聞くことが出来、また注意深く観察してマーケットを把握する参考にしています。
<評価>
「ヴィヌム2019」で3ッ星、「ゴーミヨドイツワインガイド2019」で3房、「アインヒェルマン2019」で3星。2013年と2014年のラインラント プファルツ州の品評会で、出品したすべてのワインの総合平均の高いワイングートに与えられる「Staatsehrenpreis スターツエーレンプライズ(特別栄誉賞)」を受賞。「ファインシュメッカー」で、2014ドイツNO.1生産者のひとつに選出。
歴史 | 1955年 カール ファフマンがファルツのヴァルハイム村に設立 |
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オーナー | ヘルムート ファフマン : 2代目。 マルクス ファフマン : 3代目。ケラーマイスター。ワイン造りはカリフォルニア、ブルゴーニュ、ドイツ各地で修業を行った。フリッツ ハークのオリヴァーとも一緒に勉強した。 |
葡萄園 | 100ha その内自社畑83ha 全体の20~25%が赤ワイン リースリング30%、グラウブルグンダー25%、ヴァイスブルグンダー10%、シャルドネ5%、シュペートブルグンダー10%、その他20% |
栽培 | 「FAIR’N GREEN」の認証あり。持続可能(サスティナブル)農法で、環境に良い、化学的なものを使用していないという証明。 殺虫剤は15年使用せず、フェロモンカプセルで対応。かび対策は、余計な葉を落として、空気の流通を良くして対応。 |
ワイン造りの物語 | クリーンな発酵をするため、選別酵母を使用。SO2を使わず発酵し、長く澱と寝かせる。 カール ファフマンのワイン一覧 |
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<ドイツNo.1生産者のひとつ!>2015年ワイナリー訪問時
2014ファインシュメカーにおいて、ドイツNo.1生産者のひとつに選出!
ワイン造りの哲学について伺った際のマルクス ファフマンの言葉。
「まず消費者の声に耳を傾けることを意識しています。そして、消費者がどういう味を好むのかということに考えを及ぼします。ワイン農家というのは料理人と同じで、お客様がこういう味で食べたいという風にワインをある程度コントロールして、お客様のニーズに合わせた味に仕上げることができます。特に重要だと思うのは、私の作りたいワインを追及して、それをお客様に理解してもらおうというのではなく、お客様と一緒に味を作り上げていく共同作業だという風に思っています。それは私にとってとても重要で、皆が飲みたいワインを私も一緒になって楽しめるというプロジェクトに参加するという意識でワインを作っています。」 -
<>2017年ワイナリー訪問時
無料試飲ができ、ワインを直接買うことができるヴィノテークは、お客様との結びつきを強化するという思いで、2014年にオープン。ヴィノテークは消費者の意見をダイレクトに聞くことが出来ます。カール ファフマンでは自分たちが造りたいワインを目指すのではなく、お客様が飲みたいワイン造りを目指しているため、ヴィノテークの存在は重要です。ヴィノテークのおかげで地元の人々にもクオリティが高く、魅力的な価格で提供している生産者という印象が根付いてきています。 -
<ヴィノテークでは一般のお客様が箱買い>2017年ワイナリー訪問時
私どもがこのヴィノテークを訪問した際、たまたまワインを10ケース以上も購入されているお客様がいらっしゃいました。地元でのカール ファフマンの人気が伺えます。